さっちゃんパン教室 その1 | 「自然体で自分らしい」心も体も楽になる家族の食と暮らしのヒントをお届け

「自然体で自分らしい」心も体も楽になる家族の食と暮らしのヒントをお届け

「キッチンから未来を変える」
自然派ずぼら料理教室/ホリスティックライフコーチマーシャン祥子です。
自然体で自分らしい 心も体も楽になる家族のライフスタイルを提案します
食も暮らしも「みんな違ってみんないい」新しい時代の生き方を見つけよう!

新しい仕事が始まる前、時間があったので、恒例のアレをやろうと思いついた。そうそう、アレ。

フランスでは寿司ケータリング&寿司レッスン。日本では料理教室。モロッコではムービング寿司レストラン。バイロンベイでは歩くオーガニックパン屋さん。と皆様をお騒がせしてきた、

ショコラへの道スペシャル第5弾。

 

今回はシドニーと場所を移し、月曜日だけ行う、さっちゃんパン教室。宣伝用のビラ作りはお手の物で。写真をいれてさくさくと作り、師匠の会社で豪華にカラープリントをしてもらって。まずはどんな反響なのかと同じマンションのポストに片っ端から投入してみた。

 

 


モロッコのパン売りおばさん

 

1週間後、レストランの開店に向けてダンボールをえっさほいさと運んでいるときに、電話は鳴った。不在着信に折り返し電話してみたら、そこは美容室で。事情を話したら、もともと電話をかけてくれた人につないでもらうことができた。

 

オーストラリア人じゃない英語のなまり。もちろん同じマンションの住民だけど、向こうは知らないわけで。来週の月曜日7時にと予約を受け付けて、場所を告げた。

 

え?私がそこに住んでるのよ?

 

 

とびっくりしている生徒さん。そうです、同じマンションの人に向けて始めたんです。と説明したら、お店を持っているのかと思ったわとすごく不審そうな声の変化が手に取るようにわかった。

 

来てくれないかもしれないなーそう思いながらも、月曜の7時を1週間心待ちにした。

 


モロッコのおばさんを真似してバイロンベイで売ってみた。

 

約束の7時になっても、生徒さんは現れなかった。

 

師匠がなぜかなぐさめてくれたけど、でも7時半までは待つから、ご飯はその後ね。と念を押した。

15分遅れてチャイムが鳴った。

 

ちゃんと予約どおり来てくれた。電話口では全然わからなかったけど、50歳くらいのマダムでちょっと驚いた私。そしてもちろん、謎のアジア人の学生風身なりな私に、ますます不信感が増しているマダムの様子もすかさず察知した。だけど、もう慣れてるわよ、そういう反応。

 

 

PM1:00に続く。