『バウの修理(その79 バウデッキのコアの接着。)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-12042061852.html からの続き。。。
2015年6月16日、火曜日。
バウテノン神殿が神話となった後、、、
天気予報をチェック、、、
周辺の雲をチェック、、、
よし!雨は降らなさそうだ!!
とサンディングを開始した10分後、ボトボトボトっ~っと何か音がし始めた。。。
初めはどこかバウハウスのマスカーが破れ、風が吹きこんでくる音かと思ったけど、バウハウスの養生のプラダンに当たっている体に振動が、、、
あ、雨だ〰
大急ぎで集塵機や電動工具をとりあえずバウハウスの中に避難させ、シルバーシートで接着した合板のコア材とともに雨養生をする。。。
雨、降らないはずだったのに。。。
コアと電動工具大丈夫かな~???
発電機も大急ぎでブルーシートをかけ、他の道具を急いでキャビンに入れ、キャビンの窓を締め、スライドハッチを閉め、僕は濡れ鼠。。。
こんな風に道具は傷んだり錆びたりするんだろうな~。。。
2015年6月17日、水曜日。
先日、適当にシルバーシートで保護した修理部分と道具たち。。。
ドキドキしながらシルバーシートを除けると、ほっ!
電動工具も無事、合板も特に濡れた形跡なし!!
と、いうことでサンディング開始!
とりあえず大きなバリを取って、どこをどの程度サンディングしないといけないかを確認します。。。
前側の空間は深そう。。。手前は浅くて問題なさそう。。。
まあ、マイクロバルーンエポキシパテは問題なく行き渡っているみたいなのでいいとしよう!
左舷の合板はプラ木レンのねじ込みで少し後ろに下がってしまったようだ。。。それも原因で後ろ側は高くなってしまったんだろうな~。。。
合板もサンドイッチ構造にならない限り、意外と簡単に反ることが分かったし。。。
兎に角、サンディング〰。。。
一日かかってこうなった↓。。。
エッジ部分は適当に大きくRにしておいた。。。綺麗に再建した裏層がすべて見えるようになった!これで、表層を上手く積層したら、デッキのコアと外板のコアは完全に分離される!、、、って、既にマイクロバルーンエポキシパテで完全に分離されてるけど。。。
バウ側も削って合わせてみた。。。この写真をパートナーに送ったら、
『バームクーヘン』だって!
意外と電動工具で材料を加工すると焦げ目ができる。。。まあ、サンディングしたらなくなるだろうからいいけど。。。 それより問題はその下の隙間だな~。。。何とか削ってマイクロバルーンエポキシパテで埋めよ。。。
でも、ちょっと深いから緩めのマイクロバルーンエポキシパテを上手く流し込むように入れないとまた空洞ができそう。。。
FRPもパテも簡単に削れます。なんだか歯医者さんみたい、、、結構楽しい~。。。
アンカーウェルのハッチのためのヒンジ部分は問題なさそう。。。
アンカーウェルのエッジはあえて大きなRにして600番手のダブルバイアスのEグラスが馴染み易いようにしておいた。。。
600番手を2層表層に積層してから、マイクロバルーンエポキシパテで積層して、更に450番手の余っているダブルバイアスのEグラスで包みこめば問題ないだろう。。。
地獄のサンディングといえば、今までは、、、
『バウの修理(その5 地獄のサンディング テイク1。。。)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-11883175118.html
『バウの修理(その26 地獄のサンディング テイク2。。。)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-11930263461.html
『バウの修理(その31 地獄のサンディング テイク3.。。)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-11930806125.html
で、暑かったり、上向きのサンディングでゴーグルが曇ったり、腕が悲鳴をあげたりしていたけど、集塵機を導入したおかげでゴーグルは不要になって換気も良くなったけど、今回は広い面積をサンディングしていたので腕が悲鳴をあげて途中までしかできませんでした。。。
大体ほぼオリジナルデッキのフェアリンングフィラーと同じ高さになったけど、、、当然この上に積層するのでその分の厚みを更に削らないと、オリジナルデッキより高くなってしまいます。。。
合板のベニア1~2枚分の厚みはここから削らないといけないかな~。。。
『バウの修理(その81 地獄のサンディング テイク5。。。)』http://secret.ameba.jp/oceansailor/amemberentry-12042082458.html へ続く。。。