バウの改造(その6 モックアップ・バルクヘッドの仮固定) | なんちゃってオーシャンセーラーのブログ

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オーシャンセーリングに憧れて。。。
今は、実現に向けてヨットの整備と身の丈より少しだけ背伸びをした活動をしています。

『バウの改造(その5 モックアップ・バルクヘッドの擦り合わせ)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-11758510562.html からの続き。。。


今日はパートナーが車で10時頃に来るはずだったのですが発熱でダウンしたようです。


それにつられて朝ごはんを食べてから僕も2度寝。。。(・・。)ゞ


って、いうか、昨日来たよね。一緒にいたよね。。僕に移してないよね。。。

そろそろ丸2年、一昨年の正月に喉を痛めてから、腰痛以外の風邪系の病気はない僕。。。そんなに風邪を引いたり熱を出したりしないもんだから、少しでも熱があると動けなくなってしまう僕。。。お願いだから移っていないで!!


インフルエンザも流行っているらしいので皆様もお気を付けください。m(_ _ )m


起きたら昼回ってました!!(#⌒∇⌒#)ゞ


先日、備忘録としてメモしたものをある程度かき集め、一人で艇へ。。。



昨日はこの状態↓までしか傾けて鉋で削ることができませんでした。。。


倉庫を探すと長さ45mmのM6のボルトとナットが十分あったので、このボルトとナットを使って仮合わせをすることにします。


6mmの木工用のビット(錐)も長いけどありました。何故あって何に使ったのかは既に記憶にありません。。。5mmの木工用のビットもあったな。。。


とりあえず各パネルと仮の桟をずれないようにするために適当なところに適当に穴を開けていきます。


仕上げ材ならドリルで穴をあける場合裏側に押さえの板や角材を当てないといけないのですが、廃材を使った仮のバルクヘッド(モックアップ)なので気にせず、どんどん開けていきます。。。


裏から板や角材を当てずに穴を開けるとこうなります↓。。。


穴を開け終って、ボルトが入ることを確認したら、


現状で、ハルとこのバルクヘッドが当たっている交点をマジックでなぞります。。。

ハルにもマジックの線が引けてしまいますが気にしません。バウの改造は最終的にはペイントを全部剥がして再塗装します。


なので、この青いペイントは今は養生替わり。。。初めは養生テープを貼ってバルクヘッドを当てて線を引こうとしたのですが、とにかく大変。。。既にのこぎりで切ったり、ドリルで穴を開けたりしているので木の粉を綺麗に拭き取らないと養生テープも貼れません。。。

何度もやらないといけないのでそんなことはやってられません。。。


まあ、もし気になればアセトンで拭けばマジックの線は消えるでしょう。。。


まずは右舷のモックアップ・バルクヘッドを取り外し、マジックの線がなくなるまで鉋を当てます。。。


左舷のモックアップ・バルクヘッドは右舷のバルクヘッドを取り外しただけで何とかバウの中で回すことができました。


こちらもマジックの線が消えるまで鉋を当てます。。。


マジックの線がすべて消えるまで鉋を当てたら、再び左舷のモックアップバルクヘッドを立て、右舷のモックアップ・バルクヘッドとボルトとワッシャーとナットと一部は元のビスをそのまま使い立ててみます。


治具を使いメインバルクヘッドから1242mmのところにきちんと立ちました。


こちらも1242mmの場所でOKです。


あれ?でも上部に大きな隙間が。。。削り過ぎ。。。でも、気にしない。。。どうせ、これはモックアップだし、ぴったり過ぎると構造的に危ないので航海するときは取り外すか、危なくない取り付けをするには少なくてもぴったりより、15mm程度は小さく作らないといけないし。。。(詳しくは取り付ける時に。。。)


ということで、削り過ぎた部分は気にせずに、他の当たっている場所を中心にさらに数ミリ小さく削るために、マジックでまたハルとモックアップ・バルクヘッドの交点をなぞり、先ほどと同じように取り外し、鉋で削り、また仮に立てる。。。


こんなことを繰り返すこと4回くらい。


やっと、12mmのスペーサーが入るようになり、これでメインバルクヘッドから1254mmの位置にバルクヘッドがきました。。。



やっぱり隙間が大きいな。。。


(???ここでやめておけばよかった???)



さらに12mm前に出そうと(???出す必要なかった???)先ほどと同じようにマジックでまたハルとモックアップ・バルクヘッドの交点をなぞり、先ほどと同じように取り外し、鉋で削る。。。


削っていると、カクっ、カクっという衝撃が伝わってくる。たぶん、廃材のパネルと、綺麗なパネルとの継ぎ目の衝撃だろうと思って続けていると、どんどん削りにくくなってきて、ついにカッキーン!という音に変わた。。。


鉋の刃を見ると、、、ボロボロ、、、


光を当てて、鉋を当てていた辺りをよーく見ると、、、

ビスが突き出していた!!ショック!

このビスの衝撃だったのね。。。((>д<))


オイルを循環させ、バッテリーを充電し、ペラを回して付着物の撤去・防止のためにエンジンをかけながら作業をしていたので初めは『変な感覚だな。そうかしっかりした合板と廃材の合板の固さの違いだな。』と思っていました。


今日は艇の外はとても寒くすごい風。。。

なので、刃を研ぐための砥石は持ってきたけど、その砥石を研ぐためのブロックは持ってくるのをやめた。。。

刃もボロボロになってしまったけど既に砥石もボロボロ。。。なので砥石の平面もブロックで出さないと綺麗な刃にならないし。。。でもここまで刃がボロボロになってしまったら砥石で仕上げる前にグラインダーで削らないとダメだろう。。。


が、しかし今日は。。。寒すぎる。。。なので外で研ぐことなんて考えられない。。。


って、ことがあったけど想定内!予備の鉋で作業を続けます。

(=⌒▽⌒=)

こっちも研がなきゃな。。。


いい具合に日が暮れて暗くなりました。。。


暗くなると、ライトを当て、


反対から見ると、どこがハルと接していて、どこが接していないか一目瞭然!


こちらも、わかりやすい。


ハルに接している部分をマジックでなぞり、今度は左舷のモックアップ・バルクヘッドを取り外し鉋を当てます。。。(???当てなくてよかった???)


こんな入隅は鉋が使えないのでのこぎりで削って行きます。カッターナイフを使うよりは早いかな?


もう一度立てる前にちょっと邪魔なバルクヘッドのドアの『ドアノブの受け』にどいてもらいます。。。


ドアノブの受けを外すと治具を簡単に取り付けることができました。グッド!

残念ながら、クランプの挟みしろが少なくバルクヘッドを傷つけないように挟み込む板を外してバルクヘッドの前側に合板を挟み込まなければいけませんでした。。。(T_T)


で、立てて見ると、立った!


こっちも2枚重ねてスペーサーを入れて、、、(???1枚でよかった???)


立ちました!!


前から見ると『まあまあ』かな。。。上の2本の桟は仮の桟なので、モックアップ・バルクヘッドを何らかの形で固定できたら取り外します。


メインバルクヘッドのドア枠を水平・垂直の基準として、このモックアップ・バルクヘッドの最終確認をする予定でしたが、残念ながら今日は450mm×600mm×24mm位(実際は300mm×600mm×24mmの板が必要)の板が見つからず断念。


水平・垂直もだけど、高さ関係ももう一度検討する必要がありそうです。この高さでは浸水時の隔壁にならないかも。。。


先日、



『バウの改造(その1 モックアップのためのモックアップ』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-11749386645.html でメインバルクヘッドからの距離は1266mmとしたのはメインバルクヘッドから設置しようとしているバルクヘッドの前面までの距離。

なので、モックアップ・パターンを作るときに使った端材の床材(12mm厚)の前ということ。その後ろ側にすべてのスティックを取り付けてモックアップパターンを作ったので、出来上がったモックアップ・パターンの位置は実際の位置より12mm後ろのサイズ。


さらに、3枚の板を繋ぐために下部に入れた板は実際のバルクヘッドの前面にくる。しかし、作ったのは上記と同じサイズ。しかも適当に切り出したので実際より大きいはず。


なので治具は前回の1266mmより短く1242mmで作り、明日、擦り合わせながら12mm合板を2枚挟み込める位置にすること。。。

この位置が今から取り付けるバルクヘッドの最終的な前面の位置になる。



と備忘録として書いたのですが、『3枚の板を繋ぐために下部に入れた板は実際のバルクヘッドの前面にくる』としたのに治具は1242mmにしてしまった。。。

この『下部に入れた板』をなぜかスティックで書いた部分に取り付けたと勘違いしたみたい。。。つまり『実際のバルクヘッドの後面』と思っていたみたい。。。

実際には1254mmでよかったはず。。。

確認して必要なら12mmまた後ろにずらそう。。。ずらしても数ミリしか外周の寸法は変わらないし、ぴったっり作って固定して航海するような危険なことをするわけではないのでいいでしょう。。。(・・。)ゞ


でも、本当にこの位置でいいのかな???


マストが載っているベースからモックアップ・バルクヘッドまで500mmくらいしかないよ。。。

ここにトイレのドアを付けるんだから、ドア枠も考えるとドアの有効幅は400くらい。。。ちょっと狭いかな???


やっぱり、モックアップ・バルクヘッドはもう50mm前?

400mmの有効幅のドアってどんな感じだろう?

てなことを検証するためや型を採るために造るのが『モックアップ』なのです!


今日出た鉋屑。


今日は外はとても寒く、風もきつかったけど、閉め切った艇の中でバルクヘッドを振り回したり、鉋で削ったりしていると、暖房なしで防寒の上着とズボンとセーターを着ていたら汗びっしょり。。。

汗びっしょりなのにトイレまで歩いていくと、汗が一気に冷えて余計に寒い日でした。。。

なんかみぞれ交じりの雨降っていませんでした???


パートナーがスキーに行った時のお土産のお菓子を、水筒に入れて持ってきたミルクティーと一緒に食べてエネルギーにして20時過ぎまで頑張って作業してきました。


次回の作業に向けての備忘録として、

持ち物、

・300mm×600mm×24mmの板を探し出すこと!

・51mmと65mmのコーススレッドを一掴みずつ持って行くこと!

・仮止め用のL字アングルと20mmのトラスビスを持って行くこと!

作業、

・メインバルクヘッドからモックアップ・バルクヘッド前面までの距離1266mmの確認。

・治具とモックアップ・バルクヘッドの仮止め。

・治具を取り外しモックアップにするときの固定方法の確認&採寸。

・できれば水平垂直のチェック。

・天板の合板と桟の仮組。

・TVの完全固定。



『バウの改造(その7 ぼちぼちと。。。』 http://ameblo.jp/oceansailor/entry-11769260407.html へ続く。。。