2014年GW2日目。 | なんちゃってオーシャンセーラーのブログ

なんちゃってオーシャンセーラーのブログ

オーシャンセーリングに憧れて。。。
今は、実現に向けてヨットの整備と身の丈より少しだけ背伸びをした活動をしています。

『2014年GW初日。』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-11836395802.html からの続き。。。


2014年4月27日、日曜日、


8時頃に起きてのんびりと朝食。。。


ライフラフトを固定して、ストームジブとトライスルを用意。。。

今回は近場しか行かないので、ちょっと贅沢に軽油を使っての航海です。

なので、機帆走と言えども小さいセールでのんびりと。。。ストームジブとトライスルならどれだけ風が上がっても大変な状態に陥ることはほぼないですからね。。。沿岸で気象を頻繁にチェックできる現代では。。。


出港直後にトライスルをセットしていると、P艇と遭遇。。。どうやら淡輪へのクルージングではなくて、レースのための練習だったようです。。。気合が違いますね。。。(笑)


次に発見したのはL艇。学生みんなが乗っているのかと思いきや、今日は社会人(オーナー?)の使用日だそうです。。。


一文字の沖ではKYCのコモドアーズカップが行われていると思いきや、風待ちのためにハーバー待機で、本部艇とフライングでハーバーを出てきた?I艇?だけが海面に。。。


夢洲沖の埋め立て工事中の場所を避けるにはほぼ真正面からの微風でジブは揚げれません。。。


その後もコースを関空の連絡橋に向けても正面からの微風でジブは揚げれません。。。


トライスルは少し風上側へ引いて何とかシバーしない程度に風をはらませます。。。


で、そんなときはキャビントップでストレッチ。。。ここが我が艇で唯一手も足も伸ばして大の字に寝れる場所。。。

でも、トライスルを揚げるためにブームを下しているのでブームとセールが邪魔ですが。。。


そうこうしているうちに堺沖。。。


大きなタンカー?がタグボートに押されて方向転換中。。。


初めは北東に向いていた大きなタンカーのバウ。。。


1隻のタグボートが右舷のバウ付近を押して、もう1隻のタグボートが左舷のスターンを押して反時計回りでタンカーを回頭させようとしています。。。


なので、僕は当然船尾側になる東側を通過しようと艇のバウを向けて航行していました。。。


が、これは失敗だったようです。。。


浜寺航路沖をまさしく通過しようとしていた時に、タンカーから離れたタグボートが近づいてきました。。。


僕はてっきり方向転換を済ませてタグボートが帰港しようとしているのかと思いきや、そのタンカーを見るとこちらにバウを向けているではありませんか!!(@_@)


もう後数分でこちらも浜寺航路を横切ります。。。でも、タンカーの前なんて横切れません。。。


しかし、直ぐ後ろに付いてきたタグボートからは何の指示もありません。。。VHFで呼び出そうかとも思いましたが、流石に向うもこちらが安定して走っているのを確認していたようで見守ってくれて、僕たちが浜寺航路を沖を横断するのを待ってから、浜寺航路へ進入していきました。。。


びっくりのタグボートによる270度のタンカーの回頭。。。ってなんで?普通90度逆に押せばいいんじゃないの?何かタグボートに押す向きのルールがあるのでしょうか?(ちょっと調べる時間がなくて謎のままです。。。)


しかし、やはりクラスBでいいからAISが欲しい!


相手の艇名が分かりさえすればもっと気楽にVHFが使えるのにな。。。よ、予算が。。。


泉大津沖ではたぶん泉大津ヨットクラブの帆走会?が行われていました。。。


ちょうど、浜寺航路を横断すると風が少し上がって来てジブが揚げれるようになったのでストームジブを揚げました。。。


ここからしばらくは淡輪へのクルージングの醍醐味の関空への飛行機の離着陸見学です。。。


日本の空からジャンボが消えて最近は迫力がなくなったように見える空、、、でも、パートナーは好きみたい。。。僕も昔はスカイダイビングやバンジージャンプもしたことがあるくらい高いところは好きだったけど、一度だけ、飛行機に乗っていてエアーポケットに落ちてシートベルトに体を支えられてからはダメ。。。

Y(>_<、)Y

僕の引きつった顔を見たければ飛行機に乗せてみてください。。。特に離陸の瞬間はもう楽しくなく、覚悟をしている瞬間の顔が見れますよ。。。

あと、飛行機の翼を外したような新幹線もダメ。。。なんであんなに高速で走っているのにシートベルトがないの?という緊張感が。。。(→o←)ゞ


こんな僕にはヨットがぴったり。。。o(^▽^)o


関空の連絡橋に当たりかけたり、


関空の連絡橋に引っかかったりしながら、

淡輪を目指します。


関空一周ヨットレースのレース公示には、

『関空連絡橋を通過可能な艇(海面からの高さ制限23m)』となっています。


W・S艇のKオーナーは正確に艇の高さを測りに行くと何とか23mに収まっているということでレイトエントリーをしたそうです。。。


で、『彼女と一緒に乗らない?』とお誘いを受けましたが、我が艇も既にエントリー済みなので、逃げることに簡単に成功!!


橋には『桁下25m』と書いてありました。。。これは橋の中央部分の航路の間の桁下なので、それ以外の場所はもっと低いのでご注意を!!


そういえば、神戸空港の橋の下の航路以外の場所を通ろうとしたヨットがマストの天辺のウインデックスや航海灯をすべて飛ばして来た事故が去年あったな。。。


他の艇も他の橋で同じことを昔していたな~。。。まだ、橋にぶつけてディスマストしたというのは聞かないけど。。。

そういえば空中線を切った艇もいたな。。。


海図に高さは書いてあるんですけどね。。。ほとんどの場合、橋にも書いてあるんだけど。。。


水面から艇のマストの天辺のVHFアンテナやウインデックスの高さを把握しておかないとね!!


あ、こんなこともあったよ!


大潮の干潮でハーバーに入ったけど出れなくてレースに来れなかったとか、マキシヨットで、カンティングキールとウォーターバラストを方舷に寄せて艇を傾けて橋の下を通過したとか。。。


この関空には去年の『タモリカップクルージング』(串本→西宮編)
http://ameblo.jp/oceansailor/entry-11712246701.html で台風崩れの温帯低気圧から守ってもらいました。。。


写真ではわからないけど、レンゾ・ピアノ設計の流線型のきれいなターミナル。


りんくうタワーゲートビルのあるりんくうタウンも晴れているとこんなに綺麗。。。


『日本の空から消えた、、、』と言われるジャンボジェット機!!

この尾翼マークは調べてみると『ルフトハンザドイツ航空』のシンボルマークでドイツの航空会社ということですね。


『日本の空から消えた、、、』というのは、『日本の航空会社から消えて、国内線では使用されない。』ということなんでしょうね。。。

僕が初めて乗った飛行機は沖縄行のジャンボで2階席だったと思う。。。


日本と海外はまだジャンボで繋がっているということですね!

エコの時代とはいえ、やはり大きな飛行機はカッコいい!!しかも、あの特徴的なフォルム。。。乗るのは怖いけど。。。(・・。)ゞ


同じくエコな時代とは言っても自動車は大きなアメリカンピックアップトラックにも憧れています。。。運転嫌いだけど。。。(・・。)ゞ

憧れている車に乗ると運転好きになるかな???


なんていいながらヨットは好きでもヨットの操船は嫌いだったりする、なんちぇってオーシャンセーラーなんですが。。。(・・。)ゞ


プラモデルのようにイジるのと、海図を見るのと、波を切る音を聞きながらキャビンで寝たいだけのなんちぇってオーシャンセーラーですが、なにか?(・・。)ゞ



関空を通り過ぎるとドンドン風が上がって来て前へ進まなくなりました。。。マックス35ノット。。。

吹き始めたばかりで波は高くないけど、船底に貝が付着していて既にいつもよりマイナス1ノット、、、真正面の風10ノットでマイナス1ノットの我が艇では30ノットオーバーの風では頑張っても3ノット以下。。。


残り5マイルちょっとに約1時間半以上かかって、淡輪に入港しようとしていると、前方でディンキーが沈するのが見えた。。。

それから起き上がってくるのをじっと見ていてもいつまでたっても起き上がってこない。。。

何が起きたか確認しようにも、その場所まで向かうにも我が艇では20分くらいかかってしまう。。。


やっと、ハーバーの手前で確認した時はすでにレスキューボートに乗員は引き上げられていて、ディンキーは沈したままマストトップを固定して曳航されていたのでした。。。

なので起き上がってこなかったのね。。。納得。。。


船外機艇のレスキューボートは慣れているのかバックで曳航しています。。。写真を撮っておけばよかったな。。。


ヨットや漁船の様にキールがない船で重たいものを曳航しようとすると、左右に振られて前に進みません。。。


船外機や船内外機の艇ではバックで曳航すると左右に振られず進路を保持することができます。ただし平水限定ですが。。。波のある中で同じことをすると、船尾から波が入って一気に沈没するでしょう。。。


一応、人命には問題ないのと、レスキューボートがコントロール下にあるのを確認してから、淡輪ヨットハーバーへ入港しました。。。


入港してしばらくすると上空を海上保安庁の捜査機が来て旋回し始めました。。。

何かあったのでしょうか?


ひょっとして、さっきのディンキーの沈を僕たちのように遠くから見ていて起き上がってこないので、誰かが心配して通報したのかな?と、いうようなタイミングだったんだけど。。。

5~6回ほど旋回して去っていきましたが。。。


僕たちはとりあえず自転車を降して、ハーバーの事務所へ行って入港届を提出。。。

シャワーやクラブハウスの閉鎖時間を聞くと、季節や土日祝日によって時間は変わるけど、昨日、今日はシャワーは19時半まで、クラブハウス(ヨットハウス)は20時までということでした。。。

昨日、14時までに出ていればシャワーは浴びれたかな?(・・。)ゞ

詳しくは淡輪ヨットハーバーにお問い合わせください。。。

僕は今まで適当に来ていたけど、今回初めて『淡輪ヨットハーバー施設利用のご案内(臨時係留艇用)』というプリントを戴きました。ファックスがあれば事前に送ってくれると思いますよ。


久しぶりにのんびりと桟橋のあるハーバーへ係留することができたので、とりあえず去年のタモリカップのエントリーナンバーを剥がします。。。


流石は『3M』のステッカー!!半年以上も貼りっぱなしだったのにドライヤーも何も使わずにきれいに剥がすことができました!!!

この『日本にオリンピック!!』というJSAFのステッカーは元々は『日本にオリンピックを!』と書いていたもの。。。

タモリカップのために福岡までクルージングに行って、到着してからオリンピックが日本で開催されることに決定したので、『を』をアセトンで拭き取って、『!』を自分で書きました。。。(#⌒∇⌒#)ゞ


同じ時(東京湾ダブルハンドヨットレース)にもらったポロシャツには『2020オリンピック・パラリンピックを日本で!』と書いてあったものを、『2020オリンピック・パラリンピックが日本に!』と自分で書き換えました。。。(#⌒∇⌒#)ゞ


しかし、改めて桟橋から船底を見ると、、、


我がハーバーには横抱きポンツーンがないのでこの角度からは普段船底を見ることができません。。。


マストの横の船底付近も。。。

まあ、いつもよりマイナス1ノットで何とか航行できるので、南下してからもう少し水温の高いところで潜りますか。。。


マイナス1ノットということは喫水ラインと船底塗料が薄くなったり剥がれたりしている部分だけに藤壺が着いているということだと思います。。。


プロペラはマメに係留状態で回していたので大丈夫だったようです。。。潜って確認してみるまではわかりませんが。。。


20日に放送された『世界の果てまでイッテQ!』(残念なことになってしまったようですが)を見ながら晩御飯のBBQ。。。


パートナーと二人だと一人の時よりは少しだけ贅沢!!

昨日は分量を間違えてお腹がパンパンになっちゃったけど(カマは二人で一つで十分だった。。。)、今日のBBQは腹9分目。。。ほんの少しだけ多かった。。。ぶーぶーぶーぶー


パートナーに片付けを任せている間にうとうと。。。いつの間にやらブランケットもかけられていました。。。


パートナーとは一旦お別れ。。。駅まで二人で自転車で行って、駅の駐輪場にパートナーの自転車を置いてから電車に乗ったパートナーを見送って、ハーバーへ戻って、もう一眠り。。。


ちょっと航跡をスタートさせるのが遅かったけど、今日の行程は約25マイル。

昔、30フィートクラスで喫水が2m未満の艇では、淡輪に行く途中で泉佐野漁港によって、新鮮な魚介類を買って、淡輪までに甘海老を剝きながら食べ、淡輪に着いたら海鮮BBQをしたのですが、我が艇、前オーナーが泉佐野漁港で座礁させてしまったことがあるので、それを聞いてから僕は我が艇では行ったことがなく、他の艇でも行く機会がありません。。。


どなたか、喫水2.5mの我が艇でも干潮の時も安心して係留できる場所をご存じであれば教えてください!!m(_ _ )m


P艇のKオーナー!一度調査クルージングに連れてって!!なんちゃって!!!


『2014年GW3日目。』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-11836400053.html に続く。。。