『マストのお仕事。(リグゴムキャップ取り付け編)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-11513501368.html からの続き。。。
VHFアンテナのケーブルが引っ掛かって確認のために降ろしてもらう途中で、レーダーリフレクターとリグゴムキャップを取り付け、降りてきてVHFアンテナを処理して、また、マストトップまで登りケーブルなどを処理してから、テグスで『鳥除け』を取り付けてきました。
皆さんはデッキに落ちている鳥の糞に悩まされませんか?僕はなぜか艇を洗った直後に被害にあいます。。。(。>0<。)
以前にもテグスで2回ほど鳥除けを取り付けていました。
初めて取り付けたときは釣りをするヨット仲間からテグスを分けてもらいました。
前回はパートナーが手芸用品の伸びるテグスを見つけてきてくれました。
どちらも1~2年で切れてしまいました。。。擦り切れてしまったのか、劣化なのかは不明ですが。。。
今回はホームセンターで鳥除けとして売っていたテグス(30号、0.91mm)を使ってみます。。。
マストトップの作業が終わって、ジャンパーステイまで降ろしてもらいました。
我が艇のジャンパーステイは前に振っているので、マストの前でシュラウドからシュラウドまで直接テグスを張ることができます。
ジャンパーステイの上にはフラクショナルのスピンハリヤードのイグジットが2箇所あるのですが、これはIポイントまでまっすぐに降りていてめがねを通しているのでテグスには触れません。。。
触れる可能性はマストトップのスピンハリヤードですが、係留状態でも帆走中にもバウのパルピットに固定しているのでほとんど触れることはありません。唯一触れるとすれば、マストトップのスピンやジェネカーの上げ下げの時でしょうか??
↓黒のビニールテープの中央付近から右に伸びているのがテグスです。。。
ジャンパーストラットのテグスを張って、上を見上げると、、、マストトップの鳥対策をしていないことに気が付きました。。。(=◇=;)
お隣のK艇のオーナーが『ウインデックスの上でカラスがクルクル回って遊んでたよ。』と報告してくれました。。。( ̄□ ̄;)
まだ、少ししか降りてきていないのでパートナーに『ごめーん!もう一回てっぺんまで登る!』と言ってヘルプされながらがんばって登って行って、マストトップにもできる限りの鳥対策をしてきました。。。
最近のウインデックスには上に鳥除けの棒が付いていますが、我が艇のウインデックスはそれ以前のもの。。。
ウインデックスの上はどうすることもできませんが、ウインデックスの羽の下から航海灯の上、風向風速計のウォンドの端にテグスを張ってきました。これで少なくてもウォンドにカラスが留まることはないでしょう。。。
マストトップからセカンドスプレッダーまで降ろしてもらって、ジャンパーステイの付け根とシュラウドの間にもテグスをマストの左右に張ってきました。↓
セカンドスプレッダーからファーストスプレッダーまで降ろしてもらって、シュラウドからスプレッダーの取り付けのクレビスピンへも、テグスをマストの左右に張ってきました。。。
↑紫のラインはレーダーのジンバルを振れないように固定しているラニヤード。。。
ファーストスプレッダーにはマスト側にテグスを止める場所がないので、斜めに張ることになります。。。初めて張ったときはマストの前を通して左右のシュラウドに直接結んだのですが、テグスがマストとの擦れに耐えれずすぐに切れてしまいました。。。
少なくても、これでスプレッダーの上でのんびり羽を休めてお土産を落とされることはなくなったと思いますが。。。
しかし、カラスや他の鳥もスプレッダーにだけ留まるのではなく、ライフラインやレーダーアーチ、ブームの上にも止まります。マストに付いたレーダーの上を歩いているのも見たことがあります。。。
もっと、ビックリなのはファーリングされたジブに止まったり(すごい角度だよ。。。)、ファーリングされたジブのジブシートに留まったり(ぐらぐらだよ。。。)、意外とデッキも歩いていますね。。。
このように鳥を見ているとスプレッダーだけに留まるのではないのですが、少しでも被害を抑えるためにテグスで対策をしてきました。。。
しかし、テグスを結ぶのは難しい。。。テグスの結び方を覚えるために釣りでも始めようかな。。。特に今回のように太いテグスはまっすぐになろうとします。。。強引にビニールテープで止めてしまいましたが。。。
とりあえずこれでマシになればなー。。。