レイマリンレーダー その6 (取り付け準備編) | なんちゃってオーシャンセーラーのブログ

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オーシャンセーリングに憧れて。。。
今は、実現に向けてヨットの整備と身の丈より少しだけ背伸びをした活動をしています。

『レイマリンレーダー その5 (取り付け位置検討編』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-11472129535.html からの続き。。。


先日、ジンバルマウントのフィット感を確認して帰ってきたものの、ジンバル本体とマストとのクリアランスはどうなるのか疑問に思って、今日はまずはその確認から。。。


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先日はインシュロックで仮止めしてみましたが、今日はホースバンドでしっかりと仮止めして確認してみました。


このホースバンド長すぎて締めるの大変だった。。。
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しかも、クリアランスは約10mmしかないし。。。


クリアランスをせめてもう少しほしいと思って、マストとジンバルマウントの間に12mmほどの木を噛ませてみたもののマウントベースがフィットしませんでした。。。

マウントはインシュロックやホースバンドで固定した位置がフィットする位置のような感じです。

最悪、鉄工所に行ってジンバル本体のパイプを曲げてもらってクリアランスを確保するとともに、先日のブログ内で書いたレーキ分の角度調整もしてもらおうと思います。クリアランスの必要距離は取説に記載されていない不親切さです。すべて図だけの取説です。分かりやすくていいかも知れませんが。。。


これでマストに対するマウント取り付け位置の前後関係はとりあえずはクリアということで。。。


実際にどうなるかレドームを載せてチェックしてみました。
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こんな感じです。


ジンバルのテストもしてみました。

(動画を撮ったのですがアップの仕方が分かりません。そのうちここに貼り付けできればいいな~)


僕が上記のことでごそごそしている間にパートナーがパスタランチを用意してくれました。

ある程度の食材をストックしてあると便利ですね。

パートナーがランチの片付けをしてくれている間に僕は、マストの上に持っていく物の確認です。


材料は、
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・ジンバル取り付け説明書

・ジンバルマウント(ジンバルマウントベースを付けたまま。)

・付属のアンテナ落下防止用のセット(アイストラップ×1、4.8mmリベット×2、落下防止ワイヤーストラップ×1)

・付属の6.4mmリベット一袋

・テフジェル(メーカー指定だけど別途購入)

・仮止め用長さ830mmのインシロック(自分のアイデア)

・仮止め用の長すぎるホースバンド(自分のアイデア)


道具は、
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・マルチインパクトドライバードリル(充電済みリチウムイオンバッテリー)

・オリンパスμ795SW(記録用カメラ、後で悲劇が。。。)

・マジック(位置マーキング用)

・小さな差し金(位置チェック用)

・ハンマー(センターポンチ用)

・センターポンチ

・3mm鉄鋼用ドリルビット(下穴用)

・6.5mm鉄鋼用ドリルビット(6.4mmリベット用)

・24mmホールソー(ジンバルメーカー指定、ケーブルホール用)

・8mmボックスレンチ(ホースバンドの締め込み用)

・精密マイナスドライバー(インシロックの取り外し用)

・マルチドライバー(プラスNo1~3やマイナスなどのビットが交換できるドライバー、前部灯兼バウデッキライトの取り外し用)

・マイナスドライバー(ホースバンドの締め込み用)
・養生テープ(切り屑受け用)

・20mメジャー(位置チェック用)

・メモ(位置のメモ)

・ゴミ袋

・ウエス(ティッシュの箱の中はウエス。僕の母のアイデア。ティッシュの空箱にウエスを詰め込んでくれています。最近はパートナーも真似して用意してくれます。ウエスはいらなくなった服を刻んで作ってくれます。ありがたいです!)


上記、材料と道具を大き目のツールバックに入れて、フラクショナルのスピンハリヤードで吊り上げます。


メジャーとホールソーとリベッター以外は艇にいつも積んでいるものだけでなんとかなりそうです。


写真の6.4mm用の大型リベッターは、スタバのカフェラテ1杯でお世話になっている業者さんから新旧2本を借りてきた旧のほう。。。(この旧のほうが後で問題を。。。)
これは後でトッピングリフトを使って引き上げます。


今日は、マストの途中での長期戦になりそうなので、ボースンチェアーは、いつものソフトタイプ(マストトップはこれじゃないと手が届かない)ではなく板が入っているハードタイプを使用します。帆走中はクライミングハーネスを使います。


自力で登って行きながらパートナーにピットで補助してもらいます。

使用するハリヤードはジブハリヤードだけ、本当はバックアップも必要ですが、ハリヤードの状態を確認して1本で登りました。


まずは、先日ブログで書いた、
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前部灯兼バウデッキライト(Aqua Signal Series 25 Combo Deck And Masthead Light)の取り外しです。

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ごそごそ、
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『ガードのビスが一本固くて外れてくれない!』

などと言いながらも
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なんとか外れてくれました。

電線は下で既に処理済、あとは抜くだけです。

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電線には2本のラニヤードを付けておきました。

ここに仮止めしておきます。

前部灯兼バウデッキライトと配線はとりあえずツールバックへ収め、僕共々レーダーの取り付け位置までパートナーに下ろしてもらいます。


ツールバックからメジャーを取り出し、落とさないように手首にかけてメジャーを伸ばしていって、水面からほぼ2mの位置にマーキングした場所にパートナーに『0目』を合わせてもらいます。


しかし、自分が吊られている位置では高すぎました。


このメジャーをツールバックから出すときに、先ほど取り外した前部灯兼バウデッキライトが邪魔でした。


だから、配線を持って、このライトをデッキに下ろそうとしている時に黒い物体がツールバックから!!??


邪魔物扱いされて怒った配線が記録用カメラ・オリンパスμ795SWをツールバックから道連れにしたのです!!

カメラはブーム上のセールをかすめ、ドッグハウスに落下、そこからサイドデッキへ。。。

なすすべなく見ていた僕は落下防止策を怠っていたことを後悔しながら『さよならカメラさん』など、この一瞬の間に様々なことを思い浮かべました、が、なんと先週クルージングのために持って行ったフェンダーボードがカメラの落水を防いでくれました!!

フェンダーボードは普段は家で保管、クルージングのときは両サイドのサイドデッキで昼寝のための落水防止ボードか、スターンのヘルムスマンベンチになってくれています。ハーバーでは両サイドのサイドデッキが定位置です。

腰が痛くなければ持って帰っていたと思います。

クルージングに行ったのと、腰が痛かったのが幸いして、カメラの落水は防げました。

『ありがとー、フェンダーボード!!』

オリンパスμ795SWは耐衝撃も売りにしているとはいえ1.5m以下の高さから。。。

しかし、落としたのは約6.5mの高さから。。。

『駄目だろうな。。。』と思っていたけど、とりあえずパートナーが拾って、電源を入れカッシャ!
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ソフトケースに入っていたのとセールをかすめたのと、ドッグハウスの大きなRに当たったのと、コンクリートなどではなく、デッキだったのが幸いしたのか問題なく撮れました。(帰ってからも一切問題はない感じです。)よかった~!!

僕の右足の右下あたりから垂れ下がっているよれよれの線が怒った配線です。


また、この配線に付いている配線切れ防止のラニヤードを使ってカメラを引き上げました。

今度は配線とライトだけにおとなしくデッキに降りてもらって、パートナーに介抱してもらいました。


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写真は前後しますが、外され邪魔者扱いされて家に持って帰られて拗ねている前部灯兼バウデッキライトです。


カメラを道連れにするという暴挙にでたこいつはクビにして、新たにLEDの前部灯とLEDのバウデッキライトを別々に採用しようかどうか検討しています。。。


って、僕が配線を全部引き抜いた後に、こいつをツールバックに入れてから、カメラを取り出しラニヤードの写真を撮って、こいつの上にカメラを置いたのを忘れたのがいけなかったのですが。。。


普段からマストの上で作業しているときは下には来ないように言っていたので、パートナーに人的被害はなかったので良かったのですが。。。


あれだけの工具や材料すべてに落下防止策をするのは効率的にも不可能だと思いますが、せめて重量物と高級品には落下防止策は、たとえ大きなツールバックだとしても必要だなと思いました。

よく携帯やパーツを落としたと聞きます。僕も一度お世話になっている業者さんのお手伝いでマストに登っている途中で強風でツールバックが大きく揺れ、いれてあったウインドセンサーが海へ。。。


皆さんもマスト上での作業、

1、作業中は下に行かない。

2、重量物・高級品には落下防止策をする。

3、ハリヤードはバックアップもとる。

ことを忘れずに安全で経済的・精神的ショックをないように心がけましょう。


このブログを参考に個人輸入をされて問題が起きたとしても当方は一切の責任は持ちませんので悪しからずご了承ください。個人輸入をお勧めしている訳ではありません。あくまで自己責任でお願いします。


『レイマリンレーダー その7 (ジンバルマウント取り付け前編)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-11473691983.html へ続く。。。