こんにちは。
コーチングと絵本で、
子育て&ママライフを思いっきり楽しむ人を増やす、
『欲張りママ養成塾』の田中めりさです。
メイドが逮捕されてから数日後のある日。
前回の記事はコチラから。
突然見知らぬ番号から、私のケータイに着信があり出てみると、
「◯◯ゴールドショップですが、◯◯(←メイドの名前)はいますか?」
と。
返事に困る(笑)。
うちのメイドの事だが、
いるかと言われればもうここにはいない
話を聞いて見ると、
彼女がそのゴールドショップで買い物をしたが、
商品は先に渡してあるのだけど、未払いの分が$3000ちょっとある。
との話。
え???
未払いなのに何で商品先に渡したの!?
しかも、彼女がメイドだと知ってるんだよね??
不可解なゴールドショップの話。
詳しく聞いてみると、彼女が買いにきたのはそれが3回目で、
1回目も2回目もきちんと払ってくれていたから、信用したと。
彼女がそのショップで買い物をするのに、
担保に提出したのが我が家との雇用契約書。
だから、ゴールドショップは私たちの名前や連絡先を知っていたし、
彼女がFDW(Foreign Domestic Worker=メイド)であると分かっていたはず。
いやいや、ちょっと待ってよ。
相手がFDWだと知っていながら、そんな大きな買い物しにきたら普通オカシイと思うよね。
メイドさんってほとんどが、祖国にいる家族の為に出稼ぎに来てる訳で、
お給料のほとんどを仕送りし、自分は月に$100〜200程度のお小遣いで生活してるはず。
(衣食住のうち、食と住は雇い主がカバーするので)
そんな人に対して、$3000分の商品未払いなのに渡しちゃうとか、
このゴールドショップどうなってるの???
何なら、雇用契約書提出してるんだから、
オカシイと思って雇用主に連絡しよーよ。。。
という事で、
「私たちお金盗まれて、何を買ったか知らないけどその金は盗んだお金で買ったものなの。
未払いだって言われても、そもそもそのお金返して欲しいくらいなんだから!!
こちらも被害者なんだから、あなたたちも警察に被害届出したらいいじゃない。」
と答えると、
その時はあっさり引き下がり、、、、
その後、夫とゴールドショップがやり取りしてたWhatsAppのメッセージ履歴を、
一斉に消去し始めたりと、かなり怪しい行動のゴールドショップ。
とにかく、刑務所にいるからここにはいないと伝えたにも関わらず、
また数日後には突然の来客。
デリバリーか何かかと思って開けると、
何と、そのゴールドショップからの取立て
と言っても、どこにでもいそうな普通のアンクルの出で立ちで、
見た目は怖そうな人ではなかったけれど、
私たちが彼女をかくまってるんじゃないかと思ったらしく、
確認しに来て、そしてメイドの名前と金額が入った督促状を持って来て、払えと。
だーかーらー、
「いいですか、こちらは被害者ですよ。
彼女は逮捕されて、今はChangi Prisonにいますから。
嘘だと思うなら警察に連絡してよ。
っていうか、そちらだって被害者なんでしょ?
だったらここに取立てに来ないで、警察に被害届出しなさいよ!」
「いやいや、かくまってるんでしょ。
未払いなんだから払ってくれなきゃ困るんだけど。」
みたいな押し問答を、玄関先で夫が30分ほど。。。
全然、埒が明かない
結局、夫が再度警察に連絡してこの件を報告し、
メイドが逮捕されてPrisonにいることは確かだから、
これ以上取立てたりしないこと。
という話にしてくれたので、
それ一回で済みましたが。
すんごい体力と気力を持っていかれるーー
コロナで夫がいる時でよかった。
こんなの1人で対応してたら、本当に気が狂いそう。
普通に考えてもオカシイですよね。
私たちがどこかでちょっとまとまった買い物をする時、
(例えばカルティエとか、エルメスとか?)
この前ちゃんとお金払ったんだから、
今回、先に商品くださいな♪お代は1週間以内に!
みたいな事って通用しませんよね
すんごいセレブの超常連様とかだとあったりするのかしら?いや、これは一般人の話ね。
それを、メイド相手にやるってことは????
という事で、この辺りから私たちの予想では単独犯じゃなさそうだね。
という話に。
何故なら、そのゴールドショップは我が家からめちゃくちゃ遠い場所のお店で、
もっと近くにも支店があったのに、
わざわざそこまで出向いていたということは、
偶然見つけたショップではないことは確か。
裏で誰かの手引きや入れ知恵がないとあの場所まで行けないはず。
だって、コロナになって以来、
彼女の自己申告によると、オフの日に遊びに行く場所は、
最寄りのショッピングセンターのみだったし、
そもそもシンガポール歴もそんなに長くないので、
あまりあっちこっちに行ったことないと。
そのショッピングセンターにあるゴールドショップならまだしも、
シンガポールを端から端まで縦断するほどの場所へ、敢えて。
しかも、後日彼女の部屋を全てチェックしたけれど、
$3000分のゴールドはもちろん、一回目、二回目に購入したはずの何かも、
なーんにも出てこなかったのです。
ちなみに、その未払いの$3000はどうやって支払うつもりだったんだろう。
もう我が家には、現金は$30しか残っていなかったし、
彼女の口座にも、もうそんなになかったようだし。
友達にお金預けてあって払うつもりだったのか?(いや後払いにする必要が分からない)、
または、最初から踏み倒すつもりだったのか。
続きはまた次回