外国人が日本に来て物の安さに驚く
もちろん、急激に進んだ円高のせいもあるんだけれど。
安い日本は、
先日も書いたように
これは、安い労働力に支えられている。
1969年生まれの私の大学生時代(バブル全盛・首都圏)
時給2000円以上のアルバイトがザラでした
1990年後半バブル崩壊
そして非正規雇用が増えた2000年代
労働賃金はほとんど変わっていない。
物価もほとんど上がっていない
ちなみに80歳代のうちの両親は、
退職後20年間物価が上がらなかったので
得をしている年代だと思う。
物の価値が20年変わらないと
もらう方は、同じ年金額だから助かるよね
(統計局から)
2023年日本では約30%が高齢者
ところで、先月うちの地元に
ラーメン屋さんが出来た
日本人が丁寧に作るラーメン。
もちろん、日本円で2000円以上する。
行きたいと思っているが、
行列が出来ているらしく、
売り切れたら店じまいなのでまだ行ってない。
オーストラリアは最低時給が約2000円。
つまり、労働力にそれだけの対価を払っていると
ラーメンはその料金になるという事。
ちなみに、私とグレッグは外食をするのは
誕生日と結婚記念日だけ。
安くて美味しいレストランでも
二人で2万円する食事なんてバカらしくて
50ドルもあれば、家で作ったらご馳走になる
オーストラリアの一般人にとって
外食ってとても特別な事。
でも原材料から買い物をして
時間をかけて食事を作って家で食べるのって悪くない。
ラーメンをお店に食べに行けるのは、
年に数回でしょうけれど
日本人は勤勉で、どうやってお客さんに満足してもらえるか
いつも考えている。
各地方に特産物があって、
ご当地のグルメを作るのもうまい。
新しいアイディアを取り入れて、工夫するのもうまい。
だから、日本が労働賃金をしっかり上げて
その分料金を上げてもやっていけると思う。
他の国と比べてもそれだけすごいサービスをしていると思う
サービスは世界ナンバー1
でも、投票にしっかり行く高齢者は、値上げ反対だから
若い人がちゃんと投票行って、
自分たちの事を考えてくれる政治家を
選ぶことが最初の一歩になるんじゃなかな