オーストラリアの友達が、都会に旅行に行って
夜景の綺麗な写真を送ってくれた。
今は、田舎に住んでいるので夜景とかない。
だから、ああ、こんな場所がオーストラリアにもあったのね、
と久々に思い出した
夫のグレッグは、シドニー生まれだが
超都会嫌いなので、
テレビでマイアミとか、NYの夜景が映るたびに
『UGLY 最悪、絶対住みたくない』
『むしろあの光の中にいる人かわいそう』
とか、
もう17年間私を洗脳してきた
私は、若い時から旅好きで
学校が休暇になるたびに、東京から抜け出して、
山や海でバイトして、田舎生活を楽しんできたので
中央高速で運転する車から
八王子の夜景がチラホラ見え始めると、
もう少しで
快適で何もかも変わっていない我が家に戻る気楽さと
旅が終わってしまう寂しい気持ちになった
そして、11年前に東北大地震があったことで、
電気の無駄遣いについて改めて考えることになった。
むしろ、東北地震後のネオンの消えた東京を見て
断捨離後のような清々しい気持ち
になったものである。
そして、11年経って元の通りに宝石の様に輝く東京の光を見て
温室効果ガスを発生させる化石燃料や
危険な原発を使い、
必要以上な電気を作り、煌々と輝くネオン
都会のセレブな人気レストランと、
そこに、着飾って出かける人達
そしてその光の中には
家族の為に残業をこなす人達がいると思うと
私の今の生活と正反対だな、と感じる。