世の中には様々な形状の鉤が存在します。一長一短で完璧な鉤は存在しないはず。
しかしメーカーとしては鉤を作る以上やはり完璧を目指すのが当然です。
我々は旧攻瀬を元に大幅な形状変更をしました。
NEW攻瀬の誕生です!
MADE IN JAPAN
鉤の良し悪し判断するには幾つかの要素が判断材料になります。
1.貫通性能
2.ホールド性能
3.伸び難い
4.バレにくい
5.身切れしにくい
6.比較的に軽い
もしこれらの性能が全部含まれる鉤があれば、完璧に近い鉤って言えるよね?![]()
それではNEW攻瀬と旧攻瀬の違いを見て行きましょう。
まずは貫通性能から、貫通性能と言えば『貫通し易い鉤先』と『フッキング力が伝わり易い形状』ですよね!?
上図のようにNEW攻瀬はストレートポイント採用、千枚通しの原理と同じで、当然曲がった鉤先よりは真っ直ぐで尖ってる鉤先の方が抜きやすい!
ストレートポイントは根かかりし易いと言う一説もありますけど全く関係ないと思います。カープポイントもまあまあ根がかりします!そもそも根かかりし難い言うことは魚もかかり難いですよね?!![]()
貫通性能もう一つ要素は『フッキングエネルギーの伝わり方』になります
上図のようにフッキング時の(アシスト張った状態)NEW攻瀬の鉤先の向きはぶれてません。
鉤先の向きはアシストの引っ張る力方向とほぼ並行を保っています。
並行に保つからこそフッキングエネルギーがロスせず貫きます。
旧コウセの場合は明らかに鉤先が逃げています。
カーブポイントのおかけで少しは引っ張る方向に軌道修正していますけど極僅かです。
次にホールド性能はどうでしょう
鉤は貫通したからと言って終わりではありません。
深く刺す為にカエシの後ろにスペースを作らなければ、それ以上入りません。
NEW攻瀬のカエシ以降の部分は旧攻瀬程深くはないですが、先曲げの所はかなりの幅を確報していますので、フトコロまで身が滑り込み易くなり深く刺さります!
では伸び難さについてはどうでしょう
まず腰曲げを見てみましょう!
明らかにNEW攻瀬の腰曲げの方が深い。
腕相撲と同じ原理で腰曲げが緩いと延ばされ易く、腰曲げが深いと延ばされるまでに多くのエネルギーを必要とし伸び難くなります。
もちろん旧攻瀬と同じく腰曲げを平打ちしており延ばされ難くなります。
腰曲げ部分は深いだけに余裕があります、大型魚に伸ばされでも完全に伸び切らない、バラシが格段に減ります。
じゃあバレ難いって何ですか?
カエシはバレ難い為にほとんどの鉤が取り入れてます。
しかし一定以上の抜く力が発生した場合は鉤先の角度がないと抜けます。
カエシにも限界があります。
上図のようにNEW攻瀬の鉤先が身の平面(白線)に対してかなりの鋭角が出来てます。
旧攻瀬の場合は角度が浅く少ない。
NEW攻瀬ユーザーの方によく言って頂くのは”釣った魚の鉤が中々外れません”原因はこれです!
鉤を回さないと刺さった部分の鋭角が殺せません!
鉤先は身の平面に対して約垂直にならないと脱げませんよ。
身切れし難いはどう?
上図のように、旧攻瀬の先曲げは平打ちしてます、延ばされ難いために施しました。
しかしNEW攻瀬は先曲げ角度が急なのでそもそも伸ばされにくい構造になっていますのであえて平打ちをしませんでした。
身切れの観点から言うと当然平打ちより丸軸の方が身に優しよね?
カエシ部分も丸軸で貫通性能に貢献してます。
最後に鉤の軽さに関して
NEW攻瀬の形状は針先がチモトに向いてるので、刺さり易くなっています。
胴を長くする必要がありません。その分軽くなり魚が吸い易くなります。
以上、旧攻瀬に比べてNEW攻瀬は改良により更に貫通し易くバレ難く伸ばされ難くなりました!
いくら良いと言っても鉤は好みの問題もあります、使ってみないと分からないのが『鉤』です。
是非一度使ってみてください。釣った魚の鉤外しが少し苦労する以外はかなりいい感じですよ。![]()










