ペスタロッチ、フィヒテ | sonoda.blog

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日記。

教育の本を読んでいたら教育改革の思想の元になったというペスタロッチという人のことを知ってちょっとインターネットで調べてみました。
Wikipediaにはそんなに詳しくは載っていなかったけれど調べれば調べるほどいろんな影響を与えた人なんだなぁと感じました。
また教育は今は確立されているもので当たり前のようにあるものだと思っていたのだけれども当時社会が混迷していた時代に創出されたものが今の礎となっているんだなと感じました。
また調べていたらフィヒテという人のことを書かれたところにも出会って
ドイツの再生を訴えるために講演を熱烈にしていたということを知って
教育も創られたものであることを痛感しました。

またフィヒテの講演の内容を要約していた項目を見ていろいろ感じることがあったのでここでも引用させて頂きたいと思います。

(1)学校を、生徒が生み出す最初の社会秩序にするための「共同社会」にするべきだということ。
(2)教育は男女ともに同じ方法でおこなわれなければならないということ。
(3)学習と労働と身体が統一されるような教育こそが、とくに幼年期から必要であること。
(4)学校は「経済教育」をおこなう小さな「経済国家」のモデルであろうとするべきであること。
(5)真剣な宗教教育こそが「感性界」を可能世界にしていくはずだということ。
(6)すべての教育は国民教育でなければならず、したがってすべての教育はドイツ人に共通のドイツ語でなければならないということ。

引用元:松岡正剛の千夜千冊『ドイツ国民に告ぐ』ヨハン・ゴットフリート・フィヒテ
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0390.html