LIFE - fluid, invisible, inaudible ... | sonoda.blog

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日記。

LIFE最後の最後。最終日に行ってきました。
最終日だから人多いだろうなぁと思ってたけど予想を超えてというか人の多さもそうなんだけどその光景にまずびっくりしました。
みんな横たわって円になって映像を見ている姿がおもしろかったです。
その姿もまたアートだなって思いました。

映像を見ていて思ったことは1999年の初演の「LIFE」から時が経ったんだなと。
どこまで意図しているのかはわからないけれども戦争の映像が多かったこと。そして微生物の映像、すさまじい速さで現れては消滅していくデジタルで表現された数式。生命の神秘さと人間の知性、そして戦争、音楽がひとつの世界にひとつの作品として表現されていました。
1999年の「LIFE」は音楽というメッセージ性が薄い表現方式の中で、ふんだんにテクノロジー、お金、20世紀の音楽としての総括、社会、人類としての総括の意味もメッセージ性も強く込めて作られた作品だったと思っています。
今回の「LIFE - fluid, invisible, inaudible ...」は1999LIFEとは土台にあるのは同じだけれども表現方式は全く違うと思いました。
20世紀を総括した「LIFE」。21世紀を迎えた「LIFE - fluid, invisible, inaudible ...」。
始めもなく終わりもない。現代のテクノロジーの上にある無秩序化した音楽と映像。そこには情緒なメロディもない。今の現代をリアルに表現していると僕は感じました。
この混迷な時代の中で何を感じるのか。
「LIFE - fluid, invisible, inaudible ...」の感じ手の感じ方は無限にあると思います。

ICC LIFE - fluid, invisible, inaudible ...