僕は巨人、ロッテのファンであるが、
交流戦突入を前にして、衝撃のニュースが
走った。巨人、阿部慎之助監督が、DVの
疑いで、逮捕されたという。
自身の娘同士の口論を仲裁しようと
したところ、言い返されたためカッとなり、
長女に対して押し倒すなどの暴行を
はたらき、その後、児童相談所に通報が
あったため、逮捕に至った。現在は釈放
されてはいるが、この件で球団は、監督の
進退を含め、処分ならびに勧告を行う
方針となっている。
また、当時、阿部監督は、酒を飲んでいた
という。「静かにしろ」の一言から始まった
口論らしいが、これが暴行につながるのは、
いわゆる、衝動的な行動。アルコール依存症
プログラムでナンボでも学んできたことだ。
阿部監督は、アルコール依存症予備軍、
いや、もしかすると完全なるアルコール
依存症である可能性も否めない。
阿部監督は、選手現役時代、「打てる」
キャッチャーとして、長嶋監督時代には
ルーキーイヤーから、我慢強く村田真一に
代わる正捕手として起用されていた。
しかし、プレッシャーに対する脆弱さは
あらゆる場面で見受けられた。一時期は、
本来のポジションであるキャッチャーでは
なく、強味のバッティングを活かすために、
ファーストでの起用も試された。しかし、
本人はキャッチャーにこだわった。そして
巨人一筋、生え抜き監督として注目を集め、
それなりの結果はまずまず残しては来たと
言える。
ところが、走塁は体型からしての例に漏れず
鈍足。それを自覚してなのか、阿部慎之助は
走塁に対する真剣さが、ファンとしても
微塵に感じられなかった。しかし、監督に
なってどうだろうか。打撃は好調であった
泉口の守備を緩慢プレーとして懲罰交代を
させたり、走者一掃タイムリーツーベースを
放ったキャベッジに対して、「スリー
ベース」にできなかった緩慢走塁、それが
もう1点を取れなかった敗因、などと現役
時代の自らを棚に上げるかのように、昨年
から、鼻に付く采配やコメントが見受け
られた。これこそ、阿部監督が今回の事件を
起こす前から感じられた、「短気」な
性格なのだろう。
この事件も、阿部監督は、交流戦の采配の
悩みが頭から離れない中で、目の前で突然
起こった家族同士のケンカに、対処する
ことができなかったに違いない。しかし、
身内の和も守れない、チームの和も守れない
それが果たして監督としての器があるのか。
ましてや、酒を飲んでいたから、などとの
言い訳を今後するようならば、名誉を
第一に掲げるような「巨人」の監督として
ふさわしいのか、それ以前に、アルコール
依存症プログラムを受けるべきである。
ここ4連敗しているとは言え、まだ貯金の
あるAクラス。優勝の可能性が充分にある
球団の監督としての立場を、目先の勝ち負け
より、もっとわきまえてもらいたかった。