2月6日~地元の病院に入院
2月6日 定期受診3回目
この時、「食欲不振」などを抱えながらも、私がどれだけ楽観していたか、というと
「受診した足で実家に遊びに行ってぇ~泊まってぇ~
明日は実家の近所の友達に会いに行ってぇ~」
そんなことを考えて準備していたのです。
しかし、この時おーさまはこのときすでに「劇症肝炎」に侵され始めていたのです
この時の検査数値は GOT GPTが 900台
即入院となり、点滴や服薬が始まる・・・
まだこの時は「ご飯を食べない」こと、「ぐずりが多い」こと以外目立った症状がなく、私は
「なんでまた入院しなくちゃいけないのぉヽ( )`ε´( )ノ
ベッドせまいよ、こわいよ、眠れないよぉ」
と不満を言っていましたσ(^_^;)
定期受診 12月、1月
11月の入院で 「肝機能障害」という診断がついたおーさま
肝臓の数値(当時100前後)はゆっくり改善されるもの
ほとんどの場合自然に落ち着いていく
ということで、1カ月置きに検査することに
この時はまさかこの障害が「劇症肝炎」に移行するとは
先生でも視野に入れていない状態だったと思う(ノ_-。)
12月後半の受診
検査結果は横ばい
「ちょっと心配ですよね、でもこれが1000とかまで上がっていたら
即入院ということもあるけれど、このくらいの数値ならまた1ヵ月後の受診でいいでしょう」
というように言われる
Q:原因はなんですか?食べちゃいけないものとか、しちゃいけないことはありますか?
A:原因は分からないことが多いです。薬とか飲んでませんよね?
何でも食べたり飲んだりしてもらって大丈夫です。
稲川順二ではないけど、「なんか、やだなぁ、やだなぁ・・・」と思いながらも
「ま、よくなるっしょ」と考えていた
1月後半の受診
検査結果 悪化 数値は 100前後 から 200前後 まで上昇
「う~ん、ちょっと心配ですね。でもまだ入院するほどではないんですけど
でも1ヶ月も間をあけちゃうと心配だから、2週間後に来てください。
あとぐったりするとか、心配なことがあればそれより前に来てもいいです」
Q:どんな症状に気をつければいいですか?
A:目とか顔とかが黄色くなるとか、起こしてもすぐ寝ちゃうほどぐったりしてしまうとか
さらに「いやだな・・・」が強まるものの、本人はいたって元気なため
「ま、大丈夫でしょ」と、まだまだ楽観
2月に入って
急激な食欲の低下
便のゆるみ
耳のかゆみ
ぐずり多し
しかし、2月6日に定期健診が決まっており、
食欲の低下は「遊び食い」「離乳食の飽き」の時期と重なって重要視しなかった
便のゆるみは「ミルクしか飲まないから」と軽視
耳のかゆみは「眠くなるといつも耳を触っていた」
ぐずり多しは「母が正月疲れで家にこもっていたので退屈なのかな」
と、いずれも「すぐ病院に行くほどでない」と考えてしまった・・・(-。-;)
もうあと数日で病院に行くんだから、そのとき相談しよう
これは大変悔やまれています・°・(ノД`)・°・
そして・・・2月6日の受診で入院となるのですが、それはまた今度
劇症肝炎の症状
一般的な症状は
発熱、かぜ様症状、倦怠感、食欲不振、吐き気、嘔吐など
尿の色が濃くなる
黄疸
おーさまの場合は上の青字の症状が出ました
詳しくは以下のとおり
1月後半
①GOT、GPT上昇・・・定期健診でもともと100くらいだった数値が200台に
月に一度でいいといわれていた検診が2週に一度になる
2月1日~
②食欲の低下・・・大好きだったごはんを急に食べなくなる
毎食「もっとくれぇ!」とせがむほどだった食欲の急激な低下
ミルクは良く飲むし、ただの「遊び食い」や「離乳食に飽きた」状態だと思ってしまった
③ゆるい便と濃い色のオシッコ・・・食べないのでミルクばっかりだったために便がゆるいのだと思ってしまった
考えてみると色もにおいもミルクばかりだった頃のようになっていた
おしっこは異常だとは思わなかったが、思い返せばやけに鮮やかな黄色や茶色に近い黄色だった
④耳のかゆみ・・・よく耳のあたりを掻いていたが、入院前には傷ができるほど掻いていた
あとで聞くとビリルビンが上がってくると耳や目の周辺を痒がる子供が多い
2月6日
⑤GOT、GPT上昇・・・数値が900台に
即入院
⑥ビリルビン上昇・・・数値は不明だが、日に日に顔や目が黄染(黄色くなる)されてきた
2月9日
⑦血液の抗凝固因子数値の悪化・・・ATⅢ製剤の輸血
最終的には血液の凝固因子が不足していったが、
この時点では逆の成分「抗凝固因子ATⅢ」が不足していたと記憶している
つまり「血液を固まらなくする=血栓ができるのを防ぎ、血の流れを良くする働きをする」成分が不足
血液の抗凝固因子と凝固因子は相反するものだけど、両方肝臓で作られていて
血液中にバランスよく存在していないといけないのだ
肝臓ってすごい仕事してますね。