最初に、これは僕自身の勝手な考えなのでご了承くださいね。


昨日の「国外退去処分」という記事にコメント頂きありがとうございました。


皆さんのご意見は、「国外退去処分は法の厳守のためには仕方ない」ということだと受け止めました。


僕も頭ではそう思っています。


そう思っていても、何らかの方法はないかと考えてしまいます。


まず、法律の厳守は当然のことだと思います。


その上での意見です。



法律はみんなが幸せに生きるために作られたルールです。


それが原点だと思います。


そして今回のカルデロンさん一家のことを考えてみました。


元々は16年程前、カルデロンさん両親の偽造による不法入国です。


そしてこの16年の間に子供が生まれました。


子供は日本で生まれ育ち日本語しか話せずに日本から出たこともありません。


小学5年生まで自分が日本人であると思っていたくらいです。


この親子は認めてもらうために一生懸命生きてきました。


そして逮捕され、裁判になり、親子は娘のためにも日本に残りたいと訴えました。


父親は日本人が敬遠するような、アスベスト除去や夜勤の仕事を率先してやり、会社でもカルデロンさんがいないと困るとまでいわれるようになりました。


しかし日本の裁判で強制退去という結果が出てしまいました。


親子3人で住みたいなら3人で帰国するか、13歳ののり子さんひとりだけなら日本に残れるように特別残留許可を出すということであった。


これは両親が違法に日本国内に入国し、自ら出頭したのではなく逮捕されたからだと思われます。


法律厳守ということから考えれば妥当な判断だと思います。


しかし、これで幸せになるのでしょうか?


もし、人道的配慮から、例えばのり子さんが成人するまでという条件付きでも、親子に特別残留許可を出したとしたら、少なくてもこの親子はのり子さんが一人立ちできるまでは安心して幸せな生活ができるでしょう。


その許可を出したことにより、被害を被る人はいないと思われます。


こういう時のために、法務大臣の裁量により特別残留許可が出せるようになっているのではないでしょうか?


今回の決定で利益を得る人はいないと思います。


また許可を出すことによって不利益を被る人もいないと思います。


許可を出すことで3人の運命は大きく変わると思われます。


何らかの処罰は必要だと思いますが、強制退去する前にもう一度検討しても良いのではないでしょうか。


日本で生まれ育った子供が不憫です。


両親が不法なことをしたのは事実なので仕方ないと言えばそれで全てが終わってしまいますが、人として考えると何かできないかと思います。


例えば両親は、懲役刑を受けるとか、奉仕活動を長期にさせるとかしても良いと思います。


何か出来ることはないのでしょうか?


人が幸せに暮らすための法律で、人が不幸になってしまうのは考えなくてはいけないと思います。


人が作った法律なのだから・・・




カルデロン・のり子さん一家に辛い処分がでてしまった。


13歳の中学生のり子さん一人を日本に残し、両親は強制退去処分となってしまう。


のり子さんは日本で生まれ、日本で育ち、日本語しか喋れない。



確かに両親は不法入国をして悪いことをした。


法を犯し日本に入国したのだから退去処分になっても当然だと思う。


でも、その悪いことで人を傷つけたわけではない。


日本にとって不利益になることをしたわけでもないと思う。


父親はどうにか認めてもらおうと、昼も夜も働いたらしい。


不衛生な現場や、アスベスト除去作業も率先してやった。


人の倍、3倍働くことでどうにか認めてもらおうと頑張った。


でも何も認めてはもらえなかった。


母親が入国管理法違反で収容されてしまった10ヶ月以上の間は、のり子さんを一人にしておけないと、深夜の作業現場へ連れて行き、車中で眠らせた。


このフイリピン人一家の今の願いは、親子3人で日本で生活することだけ。


僕たちには当たり前で当然のこと。


でもこの家族には法を犯した入国だったから認められない。


損得を考えて言うわけじゃないけれど、この一家が日本で生活することで不利益を被る人はいないと思う。


父親の会社の社長も、この父親が職場にいないと困るとまで言っている。


生活をする上で法は絶対に必要で、守らなければいけないものだと分かっている。


でも、それは人が決めたもの。絶対ではないと思う。


両親も反省し、一生懸命働いて子供を育てている。


娘はまだ13歳で親が必要な歳だ。


法務大臣の裁量で特別残留許可も出せるけど、法務大臣は許可しなかった。


2007年には7388人の特別残留許可が出ている。


そのうち1457人が不法入国、・上陸だったけど、今回この家族には許可が下りなかった。


時の大臣の差なのか?


人道的に許可が出ないものだろうか?


国によっても違う法律で、アメリカだったらアメリカで生まれた子供には国籍を与える。


たとえ旅行中に生まれたとしても籍を与える。


この家族が離れ離れにされてしまうまで、あまり時間がない。


あと数十日で、両親は強制退去となってしまう。


13歳の娘は日本に一人残され、中学に通うことになる。


親戚がいるらしいけれど、どこまで面倒をみてくれるのか・・・・・


生活費を考えても、フィリピンに帰されてしまう親が、フィリピンで働いてのり子さんの生活費を仕送りするのは現実的に考えると無理だろう。


のり子さんは生活面、経済面、精神面のどれをとっても辛い思いをして生活することになってしまうだろう。


まだ13歳の日本で生まれ育った女の子なのに・・・


同じ年頃の女の子達と違うことは、両親がフィリピンからの不法入国だということだけなのに・・・


それ以外には何も変わらないのに、親と引き裂かれなければならない。


ひとつの家族だけを認めるわけにはいかないのも分かるけど・・・


でも1年間に数千人の特別残留許可も出ているのだから・・・


法を守ることが正義だとは限らない。。。


神様が決めたことじゃない。人間が決めたものなのだから・・・