中村雅俊さんの長男が大麻で逮捕された。
そのことに対して父親である中村雅俊さんが謝罪会見を開いた。
長男は31歳。
一般論から言えば31歳の男が犯した罪に対し、謝罪会見をする必要はないと思う。
これも有名人としての宿命なのだろう。有名税として考えるしかないと思う。
そこで見た中村雅俊さんに感じたことがある。
僕は青春時代を中村雅俊さんの出演していたテレビを見て育ち、大好きな俳優の一人である。
そのイメージでは自由奔放に生き、理想的な生き方をイメージさせた。
勿論、役としてのイメージだが、トーク番組などでも、私生活にそんなイメージを感じさせることがあった。
その中村雅俊さんの謝罪会見。
謝罪して涙を流し、定番の記者からの露骨な質問にも淡々と答えていた。
その中で、「息子に会ったらどのように接するか?」との質問に「まず抱きしめてあげて、その後は成り行きで・・・」と答える場面があった。
同じ子を持つ親として、僕自身に足りない物を感じた。
「抱きしめてあげて・・・」という言葉は僕の眼頭を熱くさせた。
何でもないような言葉に感じたり、成人した男に対して甘過ぎると感じる人もいるかもしれない。
でも僕には理想の父親が見えた気がする。
心からの優しさと言えると思う。
表面だけの安っぽい優しさは、その辺に沢山転がっているが、子供を信じ、更生を期待させるには十二分に感じた。
「成人したから突き放す」というのも親だが、甘やかすのでは無く、このような状況になってしまった時に、本当の優しさと愛で包みこんであげるのも親である。
この発言で子供と一緒に批判を浴びるかもしれないが、一緒に批判されても子供を守りたいという気持ちがみてとれた会見だったと思う。
このような親がいる限り、きっと子供も更生するだろう。
親の気持ちを裏切らないためにも更生してほしいと願う。
頑張れ中村雅俊!頑張れ長男!