静岡県浜松市の個室サロンで

ヒプノセラピーをしています。

 

前世探検家ヒプノセラピスト

初音沙織です。

 

 

 

 

今日はちょっと

昔の話をしますね。

 

 

ヒプノセラピストとしての

私のルーツともいえる

20年前の出来事ですが

 

まわりの理解を得ることが

難しいと感じることもあり

 

いつの間にか自分自身で

封印してしまい

ほとんど思い出さなくなっていました。

 

 

けれども最近

自分自身がはっきりとそれを

思い出す必要が出てきたので

 

これもいい機会かと思い

こちらでもシェアすることにしました。

 

 

 

 

ちょうど今から20年前

 

私は30になったばかり

そして、離婚をしたばかりでした。

 

 

 

ひとりになり

やっと自分を顧みる

心の余裕が芽生えてきたとき

 

離婚という現実を生み出したのは

自分の心の奥にあったものの

結果なんだと気づきました。

 

 

その頃の私は

 

相手のことを悪く思っても

今の自分には何の得もないと思い

 

とても苦しかったけど

自分の心の奥にある真実と

向き合うようになっていました。

 

 

仕事から帰って

毎晩ひとりのアパートで

自分との対話を続ける日々。

 

 

そんな頃に起きた

この出来事をきっかけに

 

私は本格的に

潜在意識のおそうじを

していくことになったのです。

 

 

そして

このとき学んだことを

続けたことで

 

私の人生は

確実に良い方向へと

導かれていきました。

 

 

 

ここから

ちょっと長いです。

 

 

===========

 

当時、私は

離婚と同時に転職もして

 

英語が少しできるという理由で

派遣会社からある地元企業を紹介され

 

それまで全く未経験だった

技術系の仕事に就くことになりました。

 

 

機械とは無縁の私が

悩みながらもそのオファーを受けたのは

時給が驚くほど良かったからでした。

 

 

当時、離婚と同時に

実家の経済的な問題も重なり

月30万稼ぐと決めていた私にとって

 

それは神様からの

サポートのようにも思えました。

 

 

その産業機械メーカーで

機械操作のインストラクター

というポジションを与えられた私は

 

どもりが出るほどの

プレッシャーに

押しつぶされそうになりながらも

 

その機械の操作習得に

励んでいました。

 

 

 

そんなある日

 

向かい合わせで座っている

正面のデスクの上司に

 

「来月、来客が決まったから

それまでに完璧に教えられるように」

 

と、言い渡されたのです。

 

 

そろそろとは思っていたけど

 

「完璧に」という言葉が

強調されたところが

 

私の心に強く

引っかかりました。

 

 

おまけにその上司の

有無を言わさない素振り。

 

 

まだ経験の浅い私には

あきらかに無理難題で

 

そもそも完璧になど

到底無理なことぐらい

その機械のことを知っている人ならば

分かるだろうに、、、

 

 

ところがその上司は

その機械の扱い方も知らず

指示を出し人を動かしている

タイプだったのです。

 

 

私は、あまりに重いプレッシャー

を感じるとともに

その上司の理解の無さと

見えない圧力に

言葉にならない怒りを抱えました。

 

 

当時の私は今以上に

自己表現が苦手で言語化力も乏しく

上司や周りに理解を求める

ということもできませんでした。

 

 

内に溜まった

怒りのエネルギーの

あまりの強さに

なぜか耳の付け根が猛烈に

痛くなったことを憶えています。

 


それが

あまりに苦しくて

 

本当に苦しくて

 

 

その苦しみから逃れたい一心で

 

そのとき突然

あることを思いついたのです。

 

 

(実は、この気づきから

私の人生は大きく変わっていきます)

 

 

 

「どうしてこんなにも苦しい?

 

私、こんなふうに

誰かを苦しめたことあるかなあ?

 

 

いや、ないよ。

 

こんな横暴なこと、私はしないし」

 

 

 

こんな、自問自答を始めた私。

 

 

けれどもいくら考えても

自分に心当たりがあるとは

思えませんでした。

 

 

ところが一週間ほどして

すでにその問いを

忘れかけていたころ

 

 

心の中にふと

浮かんできたのです。

 

 

 

別れた前夫との出来事、、、

 

 

 

「なんでこんなことができないの」

 

「誰もがやっていることなのに」

 

「当たり前のことなのに」

 

 

そんな気持ちで

相手を責めていた自分のことを

思い出したのです。

 

 

 

その時の自分が

ありありとよみがえってきて

 

 

 

痛かった。

 

 

 

私、やってた。

 

 

 

あの上司と同じようなこと

私もおもいっきりやってた。

 

 

 

相手が朝起こしても起きないとか

不満ばかりで仕事をすぐやめるとか

 

私は正論を言っている

間違ってない

 

って、そう思ってたけど

 

 

私は私の常識で

相手を責めていたんだと

 

そのとき気づいたのです。

 

 

状況は違えども

エネルギー的には

上司と同じようなエネルギーを

彼に向けていた自分に

 

気づいてしまいました。

 

 

 

この気づき

 

けっこう自分でも

衝撃だったんですよね。

 

 

 

そして、こう思ったのです。

 

 

もしかしたら

私には当たり前でも

相手には難しかったのかもしれない。

 

 

(過酷な育ちから来る

精神の不安定さがある人だったし

当時の私は知らなかったけど

何らかの発達障害的なものも

あったのかもしれないと今なら思う。

私自身にもさまざまな形であるように)

 

 

その人の本当のことなんて

その人にしか分からない。

 

 

私は私の考えや価値観を

絶対的に正しいと思い込み

 

相手に押し付けていた。

 

 

それに気づいたとき

 

本当に愕然としたんです。

 

 

 

そして

 

 

心の中で

彼に謝りました。

 

 

心から、謝りました。

 

 

 

そして

 

その心が

溶けていった頃

 

 

ふと

自分のことも許そう

 

という思いが芽生えました。

 

 

そんなことをしてしまった

過去の自分のことを

許そうと思ったのです。

 

 

 

私は、私を許しました。

 

 

無知ゆえに

してしまった自分を

心の中で許しました。

 

 

未熟だった自分を

優しく許しました。

 

 

 

すると。。。

 

 

身体が痛むほど

怒りを感じていた

目の前の上司への

気持ちが和らいで

 

過去の自分を許したように

 

上司のことも

優しく許せる気持ちに

なっていたのです。

 

 

耳の痛みも

不思議ととれていました。

 

 

 

こんな気持ちに

なれるなんて!

なんてすごいことなんだろう!

 

 

私は雷にうたれたかのように

感動していました。

 

 

すると自然と

 

その上司に対して

感謝の気持ちが湧いてきたのです。

 

 

このことに

気づかせてくれて

ありがとうございます。

 

 

上司の存在がなかったら

気づけなかったと思うと

 

心から

ありがたい気持ちが

あふれてきました。

 

 

心の中で

上司にお礼を言いました。

 

 

 

するとさらに

不思議なことが起こりました。

 

 

心の中でお礼を言ってから

一週間たったかどうかの頃

 

 

突然、その上司が

他部署へ異動を命じられたのです。

 

 

あっという間にその上司は

私の目の前からいなくなりました。

 

 

もちろん、この悩みは

誰にも打ち明けてはいません。

 

 

まさに

 

自分が学ぶべきことを

学んだとき

 

「クリア!」

 

とでも言うように

その出来事は去っていくのだと

 

私は知ったのです。

 

 

この時の出来事から

私は心の仕組みに

さらに深い興味を持ち



探求していくことになりました。




それは

潜在意識を見つめ

魂を見つめ

神を見つめるような


体験にも

なっていきました。


 


===========

 

 

その体験以来

 

 

私は

怒りでも、モヤモヤでも

 

何か心に

湧き上がるものがあれば

 

その度に

その原因を自分の中に探り

 

消化(昇華)して

いくようになりました。

 

 

それを数年

コツコツと続けていると

 

私の人生は

驚くほど好転していきました。

 

 

もう、

心が波立つようなことは

ほとんど無くなっていたし

 

物心ついた頃から

自分のことを

好きになれなかった私が

 

自分のことを

大好きになっていて

 

良い出会いにも

恵まれるようになっていました。

 

 

 

実は

この上司の話には

後日談があって

 

 

あの出来事から

3~4年ほどたった頃

 

別の部署で

今度はその上司と私は

隣同士の席になっていました。

 

 

上司はもう上司ではなく

同僚という立場になっていました。

 

 

あれから彼は苦労したようでした。

 

 

会社の主要製品である

その機械の扱いを知らないまま

それなりの役職にいた彼は

 

異動した先では

製品をさわらざるを得ず

今さら誰にも聞きずらい状況で

窓際で機械と格闘していました。



私はというと

おかげでたくさんの同僚に

教えてもらい助けてもらって

順調に実績を重ねていました。

 

 

だからあの事に

何のわだかまりも持っていなかったし

そのことを思い出すことも

ありませんでした。

 

 

けれども

 

「あのときは、ごめんね」

 

もう何年もたって

彼の方から謝罪があったのです。

 

 

私は笑顔で

忘れたふりをしました。

 

 

たしかに上司は

機械のことを知らないのに

私に無理難題を

投げていたかもしれない

 

けれども、その矛盾は

彼自身の学びだったようです。

 


私は私のことだけ

省みていればいい。

 

相手のことは

相手に預けておけばいいんですよね。



(もちろん、きちんと

コミュニケーションをとって

理解し合えれば一番いいのですが、

それが出来なかった場合の話です)




 

 

その後、数年たって

自分の人生があまりに

変わっていたので

 

この素晴らしい方法を

伝えなければという思いが

自分の中に芽生えていきました。

 

 

そしたらなんと

そのステージに見合った

修行が用意されるのですね。

 

 

私がヒプノセラピーと出会うのは

まだそこから10年も後のことでした。

 

 

私が取り組んだ方法は

変わりたいという

ある程度の覚悟がないと

とても苦しいものです。

 

自分の真実に

目を向けることは

 

目を背けたい自己の闇にも

目を向けることになるからです。

 

けれども

取り組んだだけの

素晴らしい恵がある

というのも真実です。

 


どんな方法でなら

あの素晴らしい気づきと変容を

無理のないかたちで

体験していただけるのか

 

何年も迷いながら

模索しました。

 

 

その中での経験も

今の私には欠かせない

知恵となっています。

 

 

そして

ヒプノセラピー(催眠療法)との

素晴らしいご縁をいただいたのは

やはり私にとっての

ベストタイミングでした。



 

ヒプノセラピーは

 

潜在意識が

自分に無理のないペースで

深い気づきをもたらしてくれる

 

優しい自然療法です。

 

 

もちろん

療法とはいえ

医療ではありません。

 

 

何かしてもらえるのか?

では何も得られないでしょう。

 

 

自分と真剣に向き合いたい

と思ったときがタイミング。

 

 

潜在意識の愛は

全ての人の中に眠っています。

 

 

 

誰もが世界にひとりの

自分とつながって

 

本来の自分らしさを生かし

楽しめますように。

 

 

 

今日の話は

カルマ解消ともいえる

特殊な分野のお話で


通常のヒプノセラピーとは

少し視点が違います。



この記事は私にとっての

「潜在意識の神秘との出会い」

を振り返る目的で

書かせていただきました。



現在の私の

セラピストとしての

素地にもなっている体験です。



 

通常のヒプノセラピー

個人セッションでは

 

今世の目的を見つけたり

魂のご縁を知る旅だったり

特定のパターンから解放されたり

亡くなった大切な人と対話したり

 

さまざまなアプローチによる

優しいセラピーですから

ご安心くださいね。



セッション内容は常に

ご相談に応じています。


 

 

 

 

-+----------------------------------+-

 

音譜個人セッションご予約は

HPまたは下記のLINEから音譜

 

 

Hypnotic-tree こだま~木霊~
Webショップはこちら

 

潜在意識の癒しと変容をサポート

「天の樹の香り」スプレーボトル

Webショップはこちら

 

 

 

個人セッション

 

 

ヒプノセラピーってどんなもの?

はじめての人にも分かりやすくヒプノセラピーをご紹介しています

どんな変化が期待できるかやお客様の声なども掲載

https://ameblo.jp/ocean-gem/entry-12564048759.html

 

はじめてのヒプノセラピー(HP)

https://amanoki.jp/hypnotherapy/

 

 

浜松市の静かな個室サロン

 

静岡県浜松市JR浜松駅から徒歩5分にある

静かな個室サロンでヒプノセラピーをしています。

(場所の詳細はご予約時にご案内します)

 

 

 

 

ゆったりとリラックスしていただき

お話をじっくり伺ったうえで

お客様のペースに寄り添い退行セッションを行います。

 

ヒプノセラピーが初めての方でもご安心くださいね。

※催眠療法ですが、意識がなくなるようなことはありません。

 

 

 

女性限定です。ご了承ください。(男性はご紹介者がいる場合のみ)


前日は十分な睡眠を心がけてください

 

 

お申込み・お問合せ

 

LINEに登録のうえ

「ヒプノセラピー申込み」とメッセージください。

(1~2日以内に詳細をご連絡いたします。)

 

こちらのボタンをクリック。

友だち追加

または @mab4476p でID検索♪

 

 

パソコンからご覧の方は
スマホでこちらのQRコード

 

 

HPからもご予約いただけます

https://amanoki.jp/private-session/

 

 


◆ 催眠」って何だかコワい? ヒプノセラピーの催眠とは? こちら 

◆ 「前世旅行記」は こちら


◆ 「年齢退行療法」についての過去記事は こちら

 

◆ 「悲嘆療法(グリーフセラピー)」についての過去記事は こちら

 

◆ 「心身緩和セラピー」についての過去記事は こちら
 

 

世界にひとりの自分とつながって

本来の自分らしさを生かし楽しめますように

 

 

初音沙織プロフィール

 

人生のピンチのとき、気づけばいつもヒプノセラピーに助けられてきた。離婚して「パートナーシップ」について深く考えるようになった30代の頃、内なるインスピレーションに導かれて自分の内面に奥深く入っていくと、すべて潜在意識にあるものが具現化されていることに気づく。そこからものの見方が変わっていき、潜在意識のクリアリングに取り組みながら、自分らしい生き方を探求するようになる。英語をきっかけに機械産業系の企業で8年間技術職に携わっていたが、その中で自分の意識が「機械」ではなく「人」にあることに気づき転職。ところが、介護職や家業手伝いを経験するも自分を生きている実感が持てず、「志事(しごと)」について模索するようになった40代。心理学を学びながらも何をやってもしっくりこず英会話講師の仕事に傾きかけた頃、思いがけず乳ガンという「病」をいただく。それがきっかけとなって、確立された療法としてのヒプノセラピーに導かれるように出会う。深く癒され自分の変化を感じると同時に、自身が過去に体験したこととヒプノセラピーがシンクロ。そして探し続けていたのはこれだったのだと悟る。ヒプノとのご縁をいただいた師(宮崎ますみさん)から、ヒプノセラピーを本格的に学ぶ。実践を重ねさらに自らが深く癒されていく中で、「人は癒されるだけで、本来の自分に帰る」、そして「本来の自分を思い出すだけで幸せに生きていける」、との確信を深める。「誰もが世界にひとりの自分とつながって本来の自分らしさを生かし楽しめますように」との想いを胸に、浜松市を拠点に前世療法/年齢退行療法などのヒプノセラピー個人セッションやリトリートなどを開催中。

 

 

初音沙織 ヒプノセラピスト 1970年浜松生まれ

日本ヒプノセラピーアカデミー・イシスにて

前世療法コース・年齢退行療法コース

心身緩和セラピー&ソマティックヒーリングコース修了

 

心に響いた師の言葉

「セラピストは自らを癒し続けること」

「オリジナルであれ」

 

想い

自己表現が得意でなく、子供の頃から自分に自信を持てなかった。それでも音楽や英語など、常に好きなことに熱中しながら大人に。そんな私も結婚・離婚を経験し、初めて立ち止まり自分と向き合うことに。それと同じ頃、父が病で他界し残った商売の多額の借金。それを宗教に熱心な母が丸ごと背負う。それまで自分なりに自由にやってきた私は、それを機に母を守りたいと思う一方で、母との考え方や価値観の違いをつきつけられる。のちにヒプノセラピストとなって一番に感謝したのは他でもない母だったが、当時の私は母に対する激しい怒りや葛藤を覚えると同時に、「自分だけ幸せになってはいけない」という思いに縛られるようになっていた。無意識のうちに心の奥に刻まれた感覚は自分でも気づかずに自分を制限するようになった。自分の本音、本来の感覚がどういうものかも思い出せなくなるという経験。本当の自分に帰るために少しづつ軌道修正してきたものの無意識に刻まれたものってけっこうやっかいで、知らずに無理してしまうクセや自分を後回しにしてしまうクセは長いこと抜けなかった。ヒプノセラピーに出会って自分に必要な癒しってこういうものだったと気づく。自分とつながる感覚。自分以外の誰の感覚もそこに存在しない自分だけの世界。世界にひとりの自分を純粋に受け止め感じることができたとき、自然と本来の自分がよみがえってきた。そして自分を高いところから俯瞰する体験をする。「すべてが魂の望んだ学びだった」「すべての魂が私の幸せを願っていた」それを理屈ではなく感覚として手にしたとき「私は(あなたは)誰にも遠慮せず幸せになっていい」「私は(あなたは)愛すべき大切な存在」だと腑に落ちた。誰もが世界にひとりの自分とつながって本来の自分らしさを生かし楽しめますように。