最近、弊社オーシャングループでは、メンバーの役割分担の明確化とその役割を
周囲に共有するために、サッカーに例えて話をする機会が増えてきています。
これは、誰がどのような役割を果たすのか、その役割の割合がどうなのか、
それが明確にシェアされていることが、重要になってきているからです。
具体的に見てみましょう。
<サッカーで考える役割分担>
■ フォワード(FW)
・サッカーでは最前線にポジションを取り、点を取る、ゴール決める役割
・士業事務所では、主に面談対応であり、受注担当者のこと
■ ミッドフィルダー(MF)
・サッカーでは、中盤にポジショニングを取り、攻守のバランスをきちんととり、
ボールをキープする事を大事にする役割。
・士業事務所では、主に案件の管理担当者であり、書類作成や顧客担当者のこと
■ ディフェンス(DF)
・サッカーでは、相手から攻め込まれても点を取られないように、きちんと守る役割
・士業事務所では、業務チェック担当者で、ミスを防ぎ、業務上の過失が発生しない
ようにきちんと内容を確認する担当者のこと。
上記のように、士業事務所における各人の役割をサッカーのポジションに即して
話をすることで役割とその対応範囲を共有しています。
これは、当たり前の話かもしれませんが、受注や営業が得意な担当者に、
9時~17時で集中した書類チェック業務などをさせても、その人の能力を最大限に
活かすことは出来ません。
サッカーで言えば、メッシやネイマールといった世界最高峰のFWをDFとして
使うようなもので、宝の持ち腐れともいえるでしょう。
先日、ネイマールの移籍金が290億円という史上最高額といったニュースが
ありましたが、ネイマールが、FWではなく、ディフェンスをするのだとしたら、
290億円という市場価値は、その100分の1の価値になってしまうかもしれません。
ですから、その人の能力を最大限に活かす役割で働いてもらうことが、
重要であるということです。
●人材採用での考え方とは?
それでは、人材採用で考えると、これはどうでしょうか?
サッカーで言えば、点を取る能力があるFWが機能していない、不在などであれば
当然ですが、FWを採用することでしょう。
この考え方をもとにすると、士業事務所で新しい人材を採用するにしても、
受注機能を強化したいのであれば、FWとなりうる人材を採用する事でが重要に
なるという事です。資格があれば、誰でも良いやではありませんね。
業務運営が不安定であれば、MFとなる人を採用するという事です。
また、業務上のミスやチェック漏れが時々でてしまって、業務運営が心配であれば、
DFとしての能力をもった方、働き方を志向する方を採用するべきでしょう。
士業事務所に限らず、なんとなく人材を採用して、なんとなく採用した人にその人の
スキルや適正、志向性とは違う仕事を依頼してしまって、ミスマッチで人材が辞めて
言ってしまう事は少なくありません。
残念ながら、士業事務所は非常に遅れていて、営業も、管理も、チェックも、
資格があれば何でもできると思っている人たちが、大半で、たくさんのミスマッチが
起っている実情です。
よくよく考えて、人員配置の最適化が問われる時代になっていると思いますし、
これからの人材の活用、適材適所を考える場合には、こうしたサッカー発想で
考えてみる事もひとつの方法かもしれません。
最近のオーシャンにおいて、よく話に上がる、役割分担のお話でした。

