カウンセラーの鈴木です。
心の病気の原因は不明です。
ホントに。
もちろん強迫性障害も。
脳のなんたらかんたら、という説もありますがあくまでも説ですし。
うつ病の脳の病気なんていわれていますけど、そうとは限らないことがわかっています。
結構これをいうとがっかりされる人が多いです。
「原因がわかれば治る」という発想になっているからだと思います。
強迫性障害については、きっかけとなることや性格的な要因、環境的な要因が複雑に絡み合って発症していると考えられています。
ですから
「どうしてこうなったか?」
という問いかけには
「いろいろ」
ということになってしまうのです。
心の病気全部に言えることですが、
「原因はなにか」
ではなく
「どうなったらよくなるか」
という発想が必要です。
原因探しをすると、だいたい自分か他人を責める結果となります。
特に日本で蔓延している「幼少時の親子関係」に焦点をあてると、治療が長引いていきます。
この治療法は強迫性障害に対して効果が示されていないことがわかっています(それ以外の病気でも)。
ただ実際には過去につらいことがあった人も多いです。
それは変えられない事実です。
しかし、それに囚われているとこれからの人生が過去に囚われた人生になります。
過去への回想・怒り・悲しみなどに時間がとられ、回復の時間が遅れていきます。
これまでそのような人を何人も見てきました。
つらいことかもしれませんが過去は過去として受け入れ、これからの一歩を踏み出すのが強迫性障害をよくしていくことになります。
実際にそうすることで良くなっていくひとをたくさんみてきました。。
どうしても過去が受け入れられない場合は強迫性障害を治していくと受け入れられるようになることもあります。
過去を振り返るときは悪循環を思い出してもうらとよいです。
不安のきっかけとなったことはなにか、その時どんなことが不安だったのか、不安をとりさるためにどんなことをしてきたのか、というものです。
この情報は治療に役立ちます。
向き合うのは過去ではなく「今」。
過去を振り返るのは原因探しのためではなく、悪循環をとらえるため。
これを忘れないようにしましょう。
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