カウンセラーの鈴木です。
強迫性障害の人の何割かはうつ病を併発するといわれています。
強迫症状に人生が囚われているとどうしても抑うつ的になりるものです。
「いつまでこの状態が続くのだろうか」
「このまま治らないのではないだろうか」
といった感じで。
強迫症状についてはこのブログで何度も書いているように、行動療法を「きちんと」やればかなりの確率で良くなります。
それによってうつ症状もよくなっていく可能性はあるでしょう。
ただ良くなるまでの期間に抑うつ状態をどうしたらよいのでしょうか。
一番まずいパターンは
「やる気がないから寝込む」
というもの。
やる気がでない→寝込む→嫌なことばかり考える→抑うつ状態が悪化→寝込む・・・という悪循環になります。
よく「うつはゆっくり休みましょう」という触れ込みがありますが、ゆっくり休むのは本当にひどい時のみ。
ある程度まできたら「動く」ということが必要です。
また「休む」というのは「何もしない」という意味とは限らないということを覚えておく必要があります。
ただ動くといっても、何でもかんでもがんばって動けばよいというわけではありません。
できるところからちょっとずつ動いていくことが大事です。
以前はできていたこと、できないだろうなぁと思ってやっていないこと、こういうことできたら楽だなぁと感じることなど。
一気にではないですよ。
ちょっとずつです。
「絶対できない」と思ってもやってみると「意外にできる」ということもあります。
そうするとコントロール感が戻ってきてうつ状態が改善していきます。
これも行動療法の一種で「行動活性化」といううつ病に対してきちんと効果を示している方法です。
強迫性障害の治療と同じですね。
強迫もうつも「行動してから考える」ことが必要ですね。