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強迫性障害の治し方

長年医療機関で勤務してきた強迫性障害専門カウンセラーが、強迫性障害の治し方、認知行動療法のやり方を教えます

カウンセラーの鈴木です。


強迫性障害の人の何割かはうつ病を併発するといわれています。


強迫症状に人生が囚われているとどうしても抑うつ的になりるものです。


「いつまでこの状態が続くのだろうか」

「このまま治らないのではないだろうか」


といった感じで。


強迫症状についてはこのブログで何度も書いているように、行動療法を「きちんと」やればかなりの確率で良くなります。


それによってうつ症状もよくなっていく可能性はあるでしょう。


ただ良くなるまでの期間に抑うつ状態をどうしたらよいのでしょうか。


一番まずいパターンは

「やる気がないから寝込む」

というもの。


やる気がでない→寝込む→嫌なことばかり考える→抑うつ状態が悪化→寝込む・・・という悪循環になります。


よく「うつはゆっくり休みましょう」という触れ込みがありますが、ゆっくり休むのは本当にひどい時のみ。


ある程度まできたら「動く」ということが必要です。


また「休む」というのは「何もしない」という意味とは限らないということを覚えておく必要があります。


ただ動くといっても、何でもかんでもがんばって動けばよいというわけではありません。


できるところからちょっとずつ動いていくことが大事です。


以前はできていたこと、できないだろうなぁと思ってやっていないこと、こういうことできたら楽だなぁと感じることなど。


一気にではないですよ。


ちょっとずつです。


「絶対できない」と思ってもやってみると「意外にできる」ということもあります。


そうするとコントロール感が戻ってきてうつ状態が改善していきます。


これも行動療法の一種で「行動活性化」といううつ病に対してきちんと効果を示している方法です。


強迫性障害の治療と同じですね。


強迫もうつも「行動してから考える」ことが必要ですね。


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カウンセラーの鈴木です。


よく眠れていないような気がすると訴える人が、その理由として

「よく夢を見るから」

と答えることがあります。


夢を見ているときちんと眠れていないと思い込んでいるようです。


しかし、これはちょっと違います。


人は一回の睡眠で深い眠りと浅い眠りを数回繰り返します。


その中の浅い眠りの時に人は夢を見るのです。


ですから夢を見ている=きちんと眠れていないわけではありません。


ただし悪夢などが続いているときは睡眠の質が悪くなりますので注意が必要ですよ。


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カウンセラーの鈴木です。


強迫性障害かなっと思ったらまずどういう行動をとったらよいのでしょうか。


とりあえずは医療機関にいく、という人が多いですよね。


ほぼ薬物療法がはじまります。


他の選択肢を出されれることは稀と思っていいと思います。


薬以外の方法あるかといえば、行動療法になります。


それ以外のカウンセリング方法は治療効果が認められていません。


ですから行動療法ができる専門家を探すこととなります。


薬と行動療法どっちから始めればよいかということについてはなんともいえません。


お医者さんに相談すれば必ず薬物療法をすすめられます。


しかし、行動療法の方が薬より治療効果が上という研究結果がでていますので本来ならば行動療法をまず考えるべきです。


特に薬はできるだけ飲みたくない人

妊娠を希望している人

授乳中の人

早く良くしたい人

は、行動療法一択です。


それでどうしても行動療法はいやだな、と思ったら薬で様子をみるのがよいと私は思います。


ほかの精神疾患をもっている人は別ですけど。


あ、一応「何もしない」という選択もありますね。


結構そういう人もいます。


治療しない分、人生の大半を強迫に悩まされます。


自分がどの選択肢をとるか検討してみてください。


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