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強迫性障害の治し方

長年医療機関で勤務してきた強迫性障害専門カウンセラーが、強迫性障害の治し方、認知行動療法のやり方を教えます

こんにちは。カウンセラーの鈴木です。


私は特に宗教をやっているわけではないのですが、行動療法なんかでも最近仏教を例に出しながらセラピーをするのが流行っています。


その中でも役に立ちそうな言葉。


「日々是好日」という有名な禅の言葉ありますよね。


よく誤解されるのは

「今日が良い日だったなぁと思うようにしよう」

というもの。


考えただけでは「好日」にはなりません。


楽しいことも、苦しいこともあります。


でも苦しいことはできるだけ避けたいのが人間の性。


そもそも「良い」「悪い」って基準は?と考えると複雑になります。


まぁ、難しいことはおいておき・・・。


禅では過ぎたことにこだわったり、明日のことを期待したりしません。


「本当の自分」を探してもどこにもいません。


今悩んでいるあなたが本当の自分なのですから。


今を精一杯生きることが大切。


一期一会という言葉も同じようなものでしょう。


過去を恨み・悲しみ、未来に絶望することもあるでしょう。


その瞬間は今を大切にしていないのです。


「いいことがあるように考えよう」というのではなく、今日も好日であったと思えるよう今を一生懸命生きる(行動する)、ということが大切だということです。


失ったもの、過去や未来にとらわれている間、目の前の大切なものに気づいていないのではありませんか?


強迫性障害の行動療法でも向き合うのは過去ではなく今。


今大切なものに目を向けていきましょう。


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強迫性障害の原因


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カウンセラーの鈴木です。


強迫の人も不眠で悩んでいる人もいますよね。


お布団にはいったけれど眠れないときどうしていますか?


ここに不眠が悪化する要因があることがあります。


一番不眠が悪化しやすいのが

「眠れなくても目を閉じて寝ているだけで体はやすまっているから良いだろう」

と思って、そのまま横になり続けること。


一回、二回ならいいかもしれませんが、これがクセになっている人で不眠の人は、さらに眠れなくなります。


眠れないのに寝床にいる時間が長くなると

寝床=眠れない場所と体がインプットされてしまうんです。


そうすると寝床では眠れないけれど、ソファでは眠れる、ということになっていきます。


ですから眠れない時は寝床から出る、が正解です。


それで再度眠気がきてからお布団にはいるのです。


最近は寒いので大変ですけどね。


数日間は寝不足になる可能性がありますが、中・長期的には悪循環から抜け出すことができますよ。


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カウンセラーの鈴木です。


誰かにぶつかったら「怪我をさせたのでは」と不安になって振り返る。


車にのっていたら「誰かをひいたのでは?」と思い、戻ってしまう。


いわゆる加害強迫。


なかなか良くならない人いますよね。


そんな人はチェックです。


よくある悪循環になるパターンは

例えば車にのっていて「誰かを引いていたのでは」と思った時に

「いや、引いていない。そんな音ではなかったような気がした」

と、自分を説得させようとする行為。


誰かとぶつかったときに

「そんな強くぶつかっていなかったら大丈夫」

と安心させようとする。


このように自分を説得させたり安心させたりする行為は、一時的に良くなったとしても、後からもっと強迫は強くなってきます。


今度は頭のなかで「いや、そうでなかったかな。どうだったかな。一度確認した方がいいかな」と戦いが始まります。


やっている人は要注意です。


強迫観念に「考え」で勝つことはできません。


説得しようとすることは強迫にエサを与えているようなものです。


最初にやるべきことは強迫にエサを与えないこと。


つまり考えでは対抗しないことなのです。


考えで対抗せず、強迫ではない行動に移す。


これが大事なポイントです。


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