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強迫性障害の治し方

長年医療機関で勤務してきた強迫性障害専門カウンセラーが、強迫性障害の治し方、認知行動療法のやり方を教えます

カウンセラーの鈴木です。


強迫観念についての練習方法としてよくある間違い。


例えば、ドアのカギを確認しないで外出したとします。


その時に

ドアのカギをしめたよなぁ・・・よしさっきしめた!

大丈夫、大丈夫

と思いながら、外出する。


縁起強迫の人が

この行為をやっても、何も不吉なことはおこらない

と思って不安なことに挑戦する。


これはダメなんです。


頭の中で安心を得ようする行為なので。


一時的には楽になってもまたぶり返したり、ひきずることになるでしょう。


「強迫行為をやらなくても、実際は大丈夫だと思おう」

では、結局「大丈夫かどうか」に囚われてしまいます。


強迫に対しての行動療法は「大丈夫であることを体験する」方法でないのです(結果としては大丈夫だと思えるのですが)。


強迫の人の考えは歪んでいるとは限りませんからあくまでも色んな可能性を受け入れて、自らやりたいことがやれるようになることが大事なのです。


安全かどうかに囚われている間は不安を受け入れることにはなりません。


周囲の人もよく間違ってアドバイスしてしまうことがあります。


やっている人は練習の仕方をかえていきましょう。


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強迫の人の考えは歪んでいない


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カウンセラーの鈴木です。


眠れないときにはどんなことを考えていますか?


実際のところ一番多く聞くのは「眠るときに嫌なことを考えてしまう」ということ。

悩んでいる時の就寝時間は嫌なことを考えやすい場です。


「嫌なことを忘れよう」としても忘れられないものです。


ではどうすればよいか?


そんな時の対処として昔から「羊が一匹、羊が2匹・・・」といった方法があります。

これはこれで余計なことを考えることを妨害することに成功することがあるのかもしれません。


しかし、なかなか眠れなかった場合は「羊が100匹・・・」と数が増えていくこと=眠れていないことの自覚、につ

ながり眠れなくなります。

また有名な方法ということもあって、羊自体が眠れない意識を活性させることもあるようです。


不眠への対応としては様々な方法がありますが、どんな方法をとったとしても「眠ろう」という意識が強いとうまくいかないことが少なくありません。


まずは眠ろうとするに執着することをやめましょう。


ちょっと強迫観念への対処と似ているかもしれません。


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カウンセラーの鈴木です。


強迫の人もうつっぽくなります。


長引いている人はそうですね。


今回はうつになっている時の否定的考え方について。


・自分に対して否定的
「自分は何をやっても駄目な人間」


・他人や物事に対して否定的
「周囲は自分のことをダメ人間と思っているだろう」


・将来に対して否定的
「今後良いことなんてないだろう」


こんな感じでなんでもかんでも否定的にとらえるわけです。


本当は自分にもよいところがあったり、現在良いことが起こっていても気づかないか、過小評価してしまいがち。


このような考え方のクセに気づき、柔軟にしていく練習があります。

考え方のクセに気づくようにしたり、
その考えは本当?
100%そうなの?
友達がそういう考え方してたらなんていってあげる?
などなどのツッコミをいれたり質問を投げかけたりします。


認知行動療法の中の代表的な練習ですね。


やっているとだいたい「心からそうは思えない」「こんなことやっても良くならない」という「否定的な考え」が浮かびますので、その考えに対してもツッコミをいれるとよいかもしれません。


うつの時は何をやっても否定的になります。


否定的だなぁということに気づいて別の考え方はないか検討してみてください。


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