強迫性障害の治し方 -72ページ目

強迫性障害の治し方

長年医療機関で勤務してきた強迫性障害専門カウンセラーが、強迫性障害の治し方、認知行動療法のやり方を教えます

こんにちは。カウンセラーの鈴木です。


強迫行為は麻薬に例えられることがあります。


「一回くらいは・・・」としていくとやめられなくなります。


だから

「一回だけ確認」

「ちょっとだけ手洗い」

というのは、ダメなんです。


どんどんひどくなっていくだけ。


麻薬をやろうとしている人に

「一回だけならいいよ」

「ちょっとだけならいいよ」

「明日からやめたら?」

とはいいませんよね。


麻薬をやめたいと思っている人から

「だってなかなかやめられない」

「やめたら不安が強くなるからやめられない」

「そんなすぐにやめられたら苦労はない」

と言われたらあなたならなんといってあげますか?


もう一回、もう一回・・・


明日からがんばろう・・・


これくらいはいいよね・・・


このつぶやきは危険です。


そして怖くても「え~い!」という思いきりがどこかで必要でしょう。


早く回復するために、早めに治療をうけましょうね。


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こんにちは。カウンセラーの鈴木です。


前回の続きです。


前回はある程度一気に洗浄・不潔強迫を治す方法の序盤を書きました。


「そんなのできないよ~」という方の方が多いかもしれません。


その時は不安な場面のリストを作って、怖い順番をつけてみてください。


怖い順番が低いところからやるとやりやすくなります。


その代わり時間もかかります。


怖い順番が高いところからやると早くよくなる可能性が高いです。


その代わり最初から苦痛は大きいということを引き受けなければなりません。


中間の強さから練習していくという手もあります。


自分がいつまでに良くなりたいのか、どれだったらできそうなのか、まずはどんなところからやったら生活が楽になりそうなのか、を考えていくとよいでしょう。


どちらにしろ、一番怖いところを避けていてはよくならない、ということは覚えておいてください。


やり方は以前書いた通り、苦手なものに触るなど不安に接近する、強迫行為をしない、聖域を汚していく・汚れを広げていく、をやっていってください。


関連記事

洗浄強迫・不潔強迫の治療方法①

洗浄強迫・不潔強迫の治療方法②


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こんにちは。カウンセラーの鈴木です。


前回の続きです。


汚いと思っている場所に触っていくという作業をしていくわけですが、この時の注意です。


よくあるのが

「入浴の前にやってしまえばいいや」

というもの。


入浴してしまえば大丈夫だからとなっているわけです。


これは治療になりません。


トイレの後も手を洗ってはいけません。


多くの方がこれに抵抗をしめします。


「だって普通の人だって・・・」というパターンですが、これはダメです。


日本人の「普通の人」の基準が治療の基準にならないことは以前書きましたよね。


できたら3日間くらいは手を洗わないでいる生活ができればよいでしょう。


どうしても水に触れなければいけない場合はゴム手袋などを使います。


あとハンカチかタオルを一枚用意します。


一ヶ月は洗ってはいけません。


そのハンカチは汚いものをさわったりしたら触ってください。


汚れをためていくのです。


ケチャップなど食事の時についたらそのハンカチで拭くのはかまいません。


最初の3日間を回避なく過ごすことができれば、それだけでも大分変わってきます。


もちろん手を洗わないだけでなく、汚いと思っているものに触れていかなければいけませんよ。


次回へ続きます。


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洗浄強迫・不潔強迫の治療方法①


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