怖い。
新耳袋を一冊だけ読んでみようと思っている人に第四夜をオススメしましたが、第六夜もオススメしたいです。
第六夜まで読んできて一番恐怖を感じました。 有名な幽霊マンションのお話が載っています。
このお話は北野誠さんの番組でも聴いたことがあって、そのときも、嫌な話を聞いてしまったけど大丈夫かな、と思うくらい怖かったんですが、本で読んでも怖い。
幽霊マンションは強烈な印象を残すお話ですが、「第二章 来にまつわる十六の話」も興味深い話が多かったです。
ドアからアプローチしてくる怪異って自分では入ってこられないんでしょうかねえ。「第八話 夫婦」は逆に家の外に出られないようですし。
ここで通り抜ける霊と通り抜けられない霊についてあれこれ妄想を繰り広げています。怪異は本当に不思議です。