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ドイツフルトヴェングラー協会のLP

<F 666. 156/7M>
・プフィッツナー:『パレストリーナ』から3つの前奏曲
・モーツァルト:交響曲第40番
・ブラームス:交響曲第4番
1949年6月10日 ベルリンフィル ヴィースバーデン国立劇場 ヘッセン放送(フランクフルト)収録

<F 666. 624/5M>
・ベートーヴェン:交響曲第8番
・R・シュトラウス:交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』
・巨匠とエルヴィン・クロル博士との幕間対談
・ベートーヴェン:交響曲第7番
1953年4月14日 ベルリンフィル ベルリン、ティタニア・パラスト SFB収録

<F 666. 848M>
・ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
1952年12月7日 ベルリンフィル ベルリン、ティタニア・パラスト SFB収録

<F 667. 497/8M>
・メンデルスゾーン:「フィンガルの洞窟」序曲
・マーラー:「さすらう若人の歌」(Br:ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ)
・ブルックナー:交響曲第5番
1951年8月19日 ウィーンフィル (祝祭劇場 ザルツブルク音楽祭 RWR収録)

<F 668. 164/5M>
・バッハ:管弦楽組曲第3番
1948年10月24日 ベルリンフィル RIAS収録
・ストラヴィンスキー:『妖精の口づけ』
1953年5月18日 ベルリンフィル SFB収録
・R・シュトラウス:交響詩『ドン・ファン』
・ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』第1幕前奏曲と「愛の死」
1954年4月27日 ベルリンフィル RIAS収録

<F 669. 056/7>
・ベートーヴェン:交響曲第1番
1952年11月30日 ウィーンフィル ウィーン楽友協会大ホール RWR収録
・交響曲第9番「合唱」
1953年5月31日 ウィーンフィル ウィーン楽友協会大ホール RWR収録

<F 669. 310/11M>
・ベートーヴェン:交響曲第6番『田園』
・ベートーヴェン:交響曲第5番『運命』
1954年5月23日 ベルリンフィル ベルリン、ティタニア・パラスト RIAS収録

<F 670. 027/8M>
・ウェーバー:『魔弾の射手』序曲
・ヒンデミット:交響曲『世界の調和』
1952年12月8日 ベルリンフィル ベルリン、ティタニア・パラスト RIAS収録
・シューベルト:交響曲第9番『グレイト』
1953年9月15日 ベルリンフィル ベルリン、ティタニア・パラスト RIAS収録

CDと比べて、必ずしもLPで聴くのが全て良いとは限らないが、演奏会全体を収めたLPセットを、比較的良い音で楽しむと、充実したコンサートを楽しんだ気持ちになる。そのような体験が出来るLPの幾つかは、ドイツ・フルトヴェングラー協会から出た。この協会が、自国の放送局に眠っている音源を探し出してレコード化するのに有利だったのは言うまでもないだろう。ドイツ・フルトヴェングラー協会が出したLPで、演奏会全体または演奏会のほぼ全体を収めたものでどれも興味深い。< >内はレコードのカタログ番号である。全部で8タイトル出た。関係する音源を演奏会毎にまとめた。( )内に、独フ協会以外で聴けるLPを紹介している。

●1949年6月10日 ベルリンフィル ヴィースバーデン国立劇場 ヘッセン放送(フランクフルト)収録
・プフィッツナー:『パレストリーナ』から3つの前奏曲
・モーツァルト:交響曲第40番
・R. シュトラウス:交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』(未収録)
・ブラームス:交響曲第4番
<F 666.156/7M>

残念ながら、このR. シュトラウスは含まれないが、唯一の録音となったプフィッツナーの『パレストリーナ』が残されたのは貴重である。

●1951年8月19日 ウィーンフィル (祝祭劇場 ザルツブルク音楽祭 RWR収録)
・メンデルスゾーン:「フィンガルの洞窟」序曲
・マーラー:「さすらう若人の歌」(Br:ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ)
・ブルックナー:交響曲第5番
<F 667. 497/8M>

●1952年12月7 & 8日 ベルリンフィル ベルリン、ティタニア・パラスト
●12月7日 SFB収録
・ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
<F 666. 848M>(TahraのLPセットと同一音源)

●12月8日 RIAS収録
・ウェーバー:『魔弾の射手』序曲
・ヒンデミット:交響曲『世界の調和』
<F 670.027/8M>
・ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
(auditeのLP・CDセット)

F 670. 027/8Mにはシューベルトの『グレイト』(1953/9/15 ベルリンフィルとのライブ)も入っている。交響曲を中心に作られた独aiditeのLPセットがあれば、12月8日のプログラム全体をLPで聴くことができるばかりではなく、1953年に『クレイト』の前に演奏された『未完成』もLPで聴くことができ、1953年9月15日の演奏会もほとんど聴くことができる。auditeのLPはこの協会盤と同じぐらい良い音が楽しめるので、続けて聴いても違和感はない。

1953年9月15日のプログラムは、シューベルト・プログラムで、『ロザムンデ』序曲、『未完成』交響曲と『グレイト』が演奏されていた。伊CetraのFE-11は、『ロザムンデ』序曲、『未完成』交響曲を収めているが、音は悪くないものの、溝に刻まれた音量が小さいのが惜しい。このプログラムの全てを聴くには、『ロザムンデ』序曲を聴くために独DGG 2535 804が欠かせられない。この流れのプログラムでは、1928年1月28日の演奏会から亡くなる歳まで、20回も取り上げている。最後が1954年5月30日で、ウィーン楽友協会でのウィーン最後の演奏会になった。ウィーンフィルとは、その後、演奏会としては8月30日、ベートーヴェンの交響曲第8番、『大フーガ』、交響曲第7番を演奏したザルツブルク音楽祭が最後で、ワーグナーの『ヴァルキューレ』のセッション・レコーディングが最後の指揮になった。

●1953年9月15日 ベルリンフィル ベルリン、ティタニア・パラスト
・シューベルト:『ロザムンデ』序曲(独DGG 2535 804・伊Cetra FE-11)
・シューベルト:交響曲第8番『未完成』(独audite LP・CetraのFE-11)
・シューベルト:交響曲第9番『グレイト』<F 670.027/8M>(audite LP)

●1953年5月31日 ウィーンフィル ウィーン楽友協会大ホール(RWR収録 通称「DGG音源」))
・交響曲第9番「合唱」
<F 669. 056/7>
*このアルバムには、ベートーヴェンの交響曲第1番(1952/11/30 ウィーンフィルとのライブ)も含む。

●1953年4月14日 ベルリンフィル ベルリン、ティタニア・パラスト SFB収録
・ベートーヴェン:交響曲第8番
・R・シュトラウス:交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』
・ベートーヴェン:交響曲第7番
<F 666. 624/5M>
このアルバムには、巨匠とエルヴィン・クロル博士との幕間対談を含む全プログラムが収められている。

●1954年5月23日 ベルリンフィル ベルリン、ティタニア・パラスト RIAS収録
・ベートーヴェン:交響曲第6番『田園』
・ベートーヴェン:交響曲第5番『運命』
<F 669.310/11M>

このアルバムは、『田園』第3楽章冒頭の音が欠落しているので、同一音源であるauditeのLPの方が良い。勿論、こちらは欠落がない。

以上に含まれない独フ協会盤LPで、いろいろな演奏会から一部だけを集めたのは2枚組の<F 668.164/5M>で、次の演奏を収めている。フルトヴェングラーの得意曲が良い音で聴けるのが魅力のLPである。特に、ストラヴィンスキーの『妖精の口づけ』は、バレエ音楽らしくとても躍動的で、それが単なるリズムだけではなく、和声と密接に連動した動きのある音楽になっているのがよく分かり、他のどのようなストラヴィンスキーの演奏とは違う「超名演」である。

●1948年10月24日 ベルリンフィル RIAS収録
・バッハ:管弦楽組曲第3番
●1953年5月18日 ベルリンフィル SFB収録
・ストラヴィンスキー:『妖精の口づけ』
●1954年4月27日 ベルリンフィル RIAS収録
・R・シュトラウス:交響詩『ドン・ファン』
・ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』第1幕前奏曲と「愛の死」

ドイツ・フルトヴェングラー協会のLPは入手が難しいが、ほとんどのアルバムで、良質な音源で演奏会全体を楽しむ喜びが味わえる。

写真:
1951年8月19日 ウィーンフィルとのザルツブルクライブ 独フ協会F 667. 497/8M(2 LPs)
幾つかの演奏会から、巨匠が得意な曲を集めたアルバムだが、ストラヴィンスキーのバレエ音楽が模範的な素晴らしい演奏。独フ協会 F 668. 164/5M(2 LPs)
F 670. 027/8M(2 LPs)の収録内容
●1952年12月8日 ベルリンフィル ベルリン、ティタニア・パラスト RIAS収録
・ウェーバー:『魔弾の射手』序曲
・ヒンデミット:交響曲『世界の調和』
●1953年9月15日 ベルリンフィル ベルリン、ティタニア・パラスト RIAS収録
・シューベルト:交響曲第9番『グレイト』

*1953年5月31日 ウィーンフィルとのベートーヴェン『合唱』を収めた独フ協会F 669.056/7と、1953年4月14日 ベルリンフィルとの定期演奏会ライブ独フ協会F 666 624/5Mのジャケット写真は、既に紹介済み。
ぁ銑「ベルリンフィル創立70周記念」冊子から、写真のページを中心に。