時間によって違うインスリンの効き | 突然1型糖尿病になった妻との闘病記

突然1型糖尿病になった妻との闘病記

成人になってから1型糖尿病は、詳しい医師も少なく、周囲の理解も得にくいです。
そんな1型糖尿病になった妻との闘病記を内容もタイミングも気の向くまま書いていきます。
同じ病気に患った方、特に診断されたばかりの方、そしてその家族の方の一助になればうれしいです。

家内が一型糖尿病になって
血糖コントロールで
苦労していたことの一つが
食事のたびに入れる
インスリンの量でした。

最初から
インスリンポンプを
使っていて
入院中に調整していたので
朝方に上がりやすい血糖値も
それほど上がりませんでした。

何か食べるたびに
糖質量を計算して
インスリンを打っていましたが
毎回うまくいくはずもなく
高血糖も低血糖も
ありました。

まぁ一型あるあるなので
今でも食後に血糖値が
荒れることもあります(笑)

ただ最初の頃、
お昼ご飯を食べた後に
高血糖が多かったようです。

主治医の先生や
先輩患者に聞いて
分かったことがあります。

インスリンの効きは
時間帯によって違う
ということです。

家内は午後の
インスリンの効きが
悪いようです。

お昼ご飯を早めに食べると
いい感じに収まっていても
遅めに食べると
高血糖になることが多かったのは
この時間帯によって
インスリンの効きが変わることが
原因だったようです。

ポンプは
食べる糖質量を入れると
インスリンの量を
計算してくれます。

糖質あたりのインスリン量を
時間帯で変えることができるので
糖質量さえ合っていれば(?)
高血糖になることは少なくなります。

今はだいたい合っているようで
お昼ご飯の後の
高血糖は減っているようです。

無くなってはいませんが(苦笑)

それにしても
朝方には血糖値が上がったり、
時間帯によってインスリンの
効きが変わったりと
人の身体は不思議です。

そんな不思議な身体の
機能の一部を
機械と人で
コントロールしようとするのです。

高かったり低かったりするのも
仕方ないですよね(苦笑)