一昨日(7/23)は「キッズのオカリナ作り体験」の初日でした。
年に約一回で今年で八回目、今回は隣町の草津市「草津川跡地公園de愛ひろば」の教養室です。
「くさねっこ」というボランティアチームに半年前から入っているので、そのイベントの「くさねっこプログラム」の一つとして行い、その仲間数人がスタッフとして協力してくれました。
午前の部、午後の部それぞれ7名の申し込み済の小学1年~5年生が集まりました。
全三回のうちの初日で、1日目はオカリナの成形まで、2日目は絵付けと吹き方練習、3日目は発表コンサートです。
参加費は全3日間でワンコイン500円です安いでしょ。
作り方の概略は、
①信楽粘土で5mmのタタラを作り、それを石膏型にはめ込む。
ただし、裏面側の半分は、歌口を作るのは小学生には難しいので、あらかじめ前もって2日間かけて私が14個作っておき、発泡スチロールに入れて持ってきたものです。
②はみ出した粘土を削りとる。
③指穴をポンスであける。
④ドベを塗って表面と裏面を貼り合わせる。
⑤バリを取る。
という、小学生にはやや難しい作業でしたが、後ろで見守っているお母さんたちの励ましもあり、みんな真剣なまなざしで一生懸命してくれました。子供にもおとなしい子からおしゃまな子やら色々な子供がいますね。
そして、一人づつヘラを抜いて自分で吹き口から息を入れて「ピーッ」と音が出た時、全員からの大きな拍手、子供の笑顔
、私もホッとする時です
。
最低音のラの指穴は無しなので最低音はシですが、最高音はファまで出るはずで、ほぼSF管かSE管ができ上るはずです。
余りの粘土約50gで好きなものを作ってもらい、個性ある小物もできました。
オカリナと小物は、私が持ち帰って、乾燥、サンドペーパーがけ、音程調整、800℃の素焼きをして8月にまた持ってきます。その時に絵付け、ニス塗り、吹き方練習を行い、お家での練習期間を2週間とり8月末には自分で作ったオカリナで発表コンサートの予定してます。
準備の段階から結構疲れますが、孫のような子ども相手ならではの楽しみにしてるイベントです。