本当にあった僕の怖い体験談❶ | オカハセのブログ

オカハセのブログ

ブログの説明を入力します。

かなり前の記事「おばけはいる」という記事で書きかけてそのまま放ったらかしていた怖い実体験を書きます。

今から25年以上前の話です。
その頃僕はサックスを吹きながら全国を放浪していて、時々人のあまり来ない場所に滞在して数週間サックス練習をしていました。
練習場所に選んだ場所のひとつは九州の宮崎県高○町にある高○城跡の舞○公園という場所。
公園の下には「ブルーノート」という名前のジャズ喫茶がありました。
到着した初日、本丸跡の辺りにテントを張りました。役所の人が来たら撤去させられたと思いますが、あまり人も訪れない所なので。


[1夜目]
午後に到着して2時間くらい吹いてから「ブルーノート」で2時間くらいレコードを聴いて薄暗くなったのでその日はテントに戻って寝ました。
翌朝起きると雲行きがあやしくなっていて、ここから数日間雨が降りました。一応雨に濡れずに練習できる場所がありましたが、古い山場の公園によくある壁も天井もベンチもテーブルも全てコンクリート。雨の中では結構寒いです。
身体も冷えるので早めに切り上げ「ブルーノート」で身体を少し暖めてから暗くなる前にテントに入り寝ました。
雨は殆どやまない降りかたで3日間降り続き、その日の夜から不思議としか思えない出来事が3日間起こり続けました。

[2夜目]
夕方18時頃からテントに入って寝ていたため、夜中の2時頃に目が覚めてしまいました。外はかなり強い風を伴った雨になっています。テントの下が水浸しにならないように小さなスコップでテントの周りに水路を作り違うところへ流れて行くようにしてからまたテントの中に入った。そしてカバンの中からなるべく気分の暗くならない本を取り出して読む事にしました。そのうちまたウトウトするだろうと。
30分程すると更に風は強くなり遠くの方からまるで呻き声かと思うような音が聞こえます…
多分木々が風に煽られてその様な音が発生していると思ったのですが、、それにしては不自然なくらいの呻き声に聞こえる。
僕は「気のせい、気のせい」と気を紛らわして本を読んでいるとそのうち風は少し収まってきました。そのうちウトウトして眠りに落ちました。
朝方少し軽めの金縛りにあいましたが、これも疲れのせいだと思うことにしました。

翌日寒いので午前10時くらいまでテントの中にいて、その後は公園の下の「ブルーノート」へ行きジャズのレコードを聴きました。そのまま店でお昼を食べて13時頃に一旦公園に戻り、一応は雨よけになってるコンクリートの東屋で少しサックスの練習をしました。
15時頃になると雨のせいでコンクリートの東屋は流石に寒くなって来たので再び「ブルーノート」へ行き夕方までレコードを聴きました。


[3夜目]
そしてこの日も19時頃にはテントに戻って寝ました。
最初は何事もなく寝ていました。しかしその後とんでもないことが続けて置きます。流石に「気のせい」だけでは済まされなくなりました。







                            オカハセ