NHKでドラマ放送をしてました浅田次郎さんの
「蒼穹の昴(そうきゅうのすばる)」をやっと読み始めました。
会社に本を寄付して、自由に読める場があり、上司が
蒼穹の昴シリーズ(中原の虹ってのも)を寄付して、
前々からあったのですが、忙しく手が出ず。
次のライブまで久しぶりに長期間あるので、読み始めました。
作品は中国、清朝末期、
貧しさから宦官になり、後宮で西太后のお気に入りとなる少年と、
義兄弟で科挙(中国で政治の仕事に就くための難しい試験)に合格し
光緒帝の側近となる青年、2人を中心に、
紫禁城・国内外で起こる実際の不和と架空の人物・出来事を描くお話。
浅田さんは、NHKの中国の現地ドキュメンタリ-番組などに
解説で出られたりしてますが、本当に中国にお詳しいですよね。
本を書くために勉強をされただけなのでしょうか。すごいですね。
横山光輝さんの漫画、三国志もそう(キングダムは読んでないですけど)。
資料を探すのに、原語が違ったりするするのもするのも困難でしょう。
監修して下さる方がいらっしゃるのでしょうけど。
日本の時代小説だって、自分は経験してない環境で、物語を広げていくって
すごい事ですよね。
本は4巻。まだ1巻の半分位で、2人が紫禁城に入る前。
相当な量をドラマ20話位にまとめたので、相当はしょっていました。
貧しい農民たちの悲惨さには目をそむけたくなりますけど…。
ちゃんと最後まで読み切れますように…