本日8月15日は、先の大戦から80年目の終戦記念日です。
あえて1年前の今日書いた記事と同じ内容を転記しようと思います。
昭和42年生まれの私の世代は、親世代がだいたい昭和一桁から昭和10年代生まれなので、大東亜戦争は経験しているものの、ほぼ幼少期から中学生ぐらいまでの方が多いと思います。
私の母は、兄3人と10数年遅く生まれた女の子で、すぐ上の兄、私にとっては伯父にあたる人ですが、実は大東亜戦争で軍人として25歳で戦死しています。
私の世代の親や伯父におそらく軍属した方は少ないはずですが、私は結構身近な血縁が、戦争で軍属として命を落としています。
もちろん、会ったことはないのですが、普通に自分の伯父・叔父ぐらいの距離感ですから、私にとって決して遠い昔の戦争に感じてはいません。
日本は、この大東亜戦争以来80年間、外交の最終手段としての国際的紛争を解決するための戦争を行ってはいません。
もちろん日本国憲法第9条があるから、なのかもしれませんが、明治維新後、明治4年の大日本帝国陸軍創設以来、これほど戦争を行ってない期間はなかったのです。
「戦争がない時代」「平和で秩序ある世の中」であり続けることは大変素晴らしいことですが、本来それを維持するのは大変な努力が必要なわけです。
事実、日本を離れれば、まだ世界的には多くの国や地域で紛争は絶えず、戦火に巻き込まれた一般市民や子供たちが、多く虐殺されているわけです。
全ての戦争に正義があるわけではありません。
とはいえ、国際的紛争を解決する外交の最終手段が戦争なわけですから、戦争当時国にとっては、どちらにも「正義」があるのは事実です。
国を背負った「正義」が相手国と相容れないわけですから、「戦争には正義がない」とも言えますが、逆に『戦争にしかない正義』も厳然としてあるわけです。
だから国際外交というのは難しいわけですね。
ロシアもイスラエルも、実質的には同じことをしてるはずなのですが、なぜかどちらかは「正義」で、どちらかを「悪」としている国々があるわけです。
人類はまだまだ殺し合いでしか解決することができない成熟していない未熟な動物なんでしょう。
それは、戦争にかかわらず、社会におけるいじめや犯罪や差別なんかもそうだと思います。
大東亜戦争の終戦記念日に際し、平和への思いを強くすることはとても大事ですが、いつかこの世界の紛争がすべてなくなり、人類すべてが平和と幸せを享受できる世界になることを祈ってやみません。