バットマンの最新作『ダークナイト』
前作『バットマン・ビギンズ』と同じ世界観で作られています。
今まで、バットマン関連の映画やテレビドラマは、日本国内に限らずアメリカ本国でも
色々作られてきました。
その中でも、『バットマン・ビギンズ』と『ダークナイト』は、本物の、と言うか、バットマンの
裏の部分や、その生い立ち、深層心理に迫っており、ある意味、いわゆるヒーロー物として描いている
他のバットマンシリーズとしては、かなり異質。
さて、そんな本作ですが、とにかく一言『重い!』
見終わった後、その作品のテーマや内容がずっしりと来て、重く、深い。
安直なハッピーエンドのヒーロー物を期待している人は、正直観ないほうがよい。
作中に描かれるキャラクターたちの人間性、「死の二者択一」へと迫られるバットマンとそれに
煽られる市民たち、表のヒーローが恐怖の役割へと陥る様子、などなど、観ているこちらも、
その世界観に同調されるように引き込まれてしまいます。
スパイダーマンやスーパーマンでも描かれてますが、ホントにヒーローと言う役割は「つらい」もので、
悩み、傷つき、失敗を繰り返す中で、ヒーローとして確立されていくもので、それこそがヒーロー物の
醍醐味なんですよね。
バットマンもやはり同様で、この深く・重いテーマに描かれた、バットマンとブルース・ウェインの
人間性とヒーロー性に共感と畏敬の念が沸いてきます。
にしても、バットマンは決して光の騎士ではなくて、『闇の騎士:DARK NIGHT』として生きていくので
あり、その決意と心意気に拍手を送らずにはいられません。
いずれにしてもテーマと内容が重いので、鑑賞するにはそれなりの覚悟が必要です。
ハッピーエンドが好きな私の次男坊には、勧めませんでした。