かなり前の話ですが…
メシュランで1つ星か2つ星を獲得したお寿司屋さんがテレビに出てました
大将は80歳くらいだったと思います
その大将は
「うちは普通の価格、普通の素材の普通のお店です」
「ただ、普通の素材を「これでもか!」と磨きこんでいく。「これでもか!」と技術を磨いていく」
「普通をとことん極めていく」…と言われてありました。
そして「その延長線にたまたまあったものがミシュランの星という評価」とのことでした。
前置きが長くなりましたが、今回紹介するお店はそのくらいの価値だと思います
東京都中央区日本橋人形町にあります鳥料理・親子丼の名店
「玉ひで」
写真で分かりますが、創業1760年!超老舗です!!
11:30分にオープンということで、11:00過ぎに到着したところ
すでに30名くらいのウェイティングがありました\(◎o◎)/!
噂には聞いていましたが…
こだわりはここからです!
「元祖親子丼」1杯1500円!
さすが名店です!
待つこと30分??
ようやく案内
席に着くとお茶と鶏のスープが提供されます
口の中にねっとりとコラーゲン質が残るような、シンプルだけど奥行きのある味わいのスープです。
(写真とりわすれました。。。)
そして親子丼の登場です
蓋をあけると卵の濃厚な香りが上がってきます
卵は2個ほど使用してあるのでしょうか?
おそらく黄身自体も大きく、大ぶりの卵を使用してあると思います(あくまで憶測です!)
そして何より卵の濃厚な甘みがあります
私個人、レバー好きでもありますが、自他共に認める大の卵好き(^-^)
この卵は違います!!
そして鶏肉は「軍鶏」
厳選した軍鶏を日本各地から取り揃えてあるそうです
胸かササミ。もも肉など、部位はイロイロと入っていましたが
歯ごたえが抜群で鶏の味わいもしっかりとしています
鶏肉、卵といった個々の素材も美味しいのですが、やはり「どんぶり」ということで
全体的なバランスが気になりますが
ひとことで言うと、「鶏」という食材を堪能できるどんぶりでしょうか。
割り下(だし)が強調し過ぎず、ご飯にもしみこみ過ぎず
卵の濃厚なうまみとトロトロ感、鶏肉の歯ごたえと旨み
そしてご飯。
まさに三位一体とはこのことでしょうか。
それにしても、親子丼が1500円とは、正直「高い!」と思いましたが
よくよく考えると、素材もそうですが何より「歴史」の価値かな。と思えます
接客はシンプルですが失礼が無く、さりげない笑顔
受け継がれているであろうマニュアルに出来ない調理技術
250年の歴史の中で多くのスタッフが入れ替わろうと代々教えられていくものだと思います。
そして何より
こだわりの食材を取り扱うお店というものは、当然仕入れの業者様なくして始まりません
その業者様と長く付き合っていく為には、お店の店格(品格)が必要となってきます
前置きに述べましたが、人として、飲食店として、サービス業として
当たり前の事を当たり前のように積み重ねてきた結果の今であり
品格やら歴史やら伝統やら素材やら
すべてを含んだ1500円という価値になると思うと、安く感じられるのは私だけではないでしょう。
飲食業に携わっていく人間として
色々な意味で勉強になるお店でした
まさに
「夏の玉ひで(思ひ出)」 (苦笑)





