≪東日本大震災から13年≫

東日本大震災から今日で13年が経ちました。あの日の揺れや津波の映像は、今でも多くの日本人の脳裏にしっかりと焼き付いていると思います。今一度防災への意識を高め、震災の記憶を風化させることなく、次の世代に語り継いでいかなければなりません。

この13年の間にも熊本地震や九州北部豪雨、私の地元では2019年の台風被害があり、今年の元旦には能登半島地震が発生するなど、毎年のように自然災害が日本を襲っています。災害は忘れた頃にやってくるものではなく、常に隣り合わせと言えるのではないでしょうか。

インフラの復旧はスピード感が重要ですが、心のケアなどは、時間をかけて被災された皆さんに寄り添っていくことが大切だと思います。福島県の川内村は、私が経済産業大臣を務めていた時に視察させていただいたご縁で、以来毎年のように訪問させていただいています。村の皆さんから様々な話をお聞きして、時には運動会やマラソン大会にも参加して交流を深め、村の発展を応援させていただいています。今では伺う度に、私が皆さんから元気をもらっています。

震災後、村といわき市をつなぐトンネルが整備され、様々な工場も誘致されました。2016年からはぶどう栽培がスタートし、2021年に「かわうちワイナリー」が完成、同年9月から醸造開始となり、ワインは川内村の新たな名産になりつつあります。写真は、以前視察したぶどう畑と、完成したワインを手に遠藤村長と撮影したものです。

防災・減災対策と併せて、心と心の通った復旧・復興を政府与党一丸となって進めてまいりたい。3.11にあたり、その決意を新たに致しました。

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