≪富岡製糸場開業150周年≫ | 小渕優子 オフィシャルブログ Powered by Ameba

≪富岡製糸場開業150周年≫

今年は鉄道だけでなく、私の地元が世界に誇る「富岡製糸場」も開業150周年にあたります。これまで製糸場の保存整備にご尽力いただいたすべての皆さまに改めて感謝申し上げます。

 

富岡製糸場は、1872(明治5)年に日本初の官営模範工場として建設されました。建設に際し、渋沢栄一が設置主任を務めたことは、昨年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」でも描かれました。2014年には、ユネスコの世界文化遺産に登録され、世界中から観光客の皆さまが富岡市を訪れるようになりました。大正時代の袴姿のレンタル店もオープンし、レトロな街並みが再現されるなど、製糸場周辺は大変にぎやかで、懐かしい雰囲気が漂うようになりました。現在まで、製糸場内では修復工事が進められており、一度訪れた皆さんも、もう一度来ていただければ以前は見られなかった部分が見学可能になっています。

 

しかしながら、コロナ禍で観光客が減少してしまい、飲食店やお土産物店を営む皆さんは、この2年半の間、大変なご苦労をされてきたと存じます。先日、製糸場の中で結婚式ができないか、あるいはプロジェクションマッピングができないかと模索する学生の皆さんの記事が上毛新聞に出ていました。何とか製糸場を守り、以前のように多くのお客さんに来ていただきたいと頑張っておられる皆さんのお話を聞くと、非常に嬉しくなります。富岡製糸場と共に、周辺地域がますます活性化していくように、私も全力で取り組んでまいります。

 

先日も、富岡市の榎本市長と製糸場の煙突の修復について文化庁に要請を致しました。今後も文化庁や富岡市役所と連携をして、この素晴らしい世界遺産をしっかりと後世に伝えていきたいと思います。

 

富岡製糸場1

富岡製糸場2

富岡製糸場3

 

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