≪水素議連の活動≫

私が会長を務めている水素社会推進議員連盟では今、週に1回のペースで総会を開き、大学の先生や民間企業の方々から水素の先進的な取り組みについてヒヤリングを行い、提言の取りまとめに向けて意見交換を重ねています（３枚目、4枚目の写真）。

使用時に二酸化炭素を出さない水素は、カーボンニュートラル実現のため、あるいはエネルギー安全保障の観点でも、非常に期待の大きいクリーンエネルギーです。水素が益々普及していくように努めてまいります。

1枚目の写真は、今春、議連メンバーで神戸に視察へ行った時のものです。世界初の大規模な液化水素運搬船「すいそふろんてぃあ」の艦上で撮影しました。

この運搬船による水素の海上輸送は、川崎重工業、岩谷産業、電源開発などが協力して成功させたものです。まず、オーストラリアで採れる褐炭（石炭の一種）を蒸し焼きにし、CCSという工程を経て、極めて純度の高い水素を製造します。それを−235℃に冷却して液化水素とし、オーストラリアから神戸へ輸送することに成功しました。２枚目の写真の左奥にあるのが運搬船で、右側が貯蔵タンクです（2021年撮影）。

今後、技術が進み、更なるコストダウン、そして商用化へと発展できるよう議連としてもしっかりとサポートしてまいります。

#obuchiyuko  #Gunma  #国会･党関連