≪私の地元と大河ドラマ⑥≫ | 小渕優子 オフィシャルブログ Powered by Ameba

≪私の地元と大河ドラマ⑥≫

昨年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」。日本資本主義の父と呼ばれ、2024年度からは新1万円札の図柄になることが決まっている渋沢栄一を吉沢亮さんが演じました。

 

ドラマでも描かれましたが、田辺誠一さんが演じた尾高惇忠(渋沢の従兄)は、富岡製糸場の設置主任を務め、建設の中心となって活躍しました。1872年(明治5年)に製糸場が完成すると、尾高は初代場長に就任しました。今年は富岡製糸場開業150周年にあたります。

 

製糸場の土台に用いる石材は、甘楽町の長厳寺裏の連石山から切り出されました。切り出しから運搬までを請け負った新井永吉という人物に対して尾高から送られた感謝状には、「連石山の石は堅実にして永遠に耐える」とあります。現在、採掘場跡は町の重要文化財に指定され、見学者用の駐車場と遊歩道が整備されています。

 

ご近所に、普段は気にしたことのない石碑や、歴史を物語っているけれど読んだことのない看板などはありませんか? このコラムがきっかけで歴史に興味を持ったり、皆さんがお住まいの地域の史跡に目を向けるきっかけになれば幸いです。

 

富岡製糸場土台石採掘場跡①

富岡製糸場土台石採掘場跡②

富岡製糸場土台石採掘場跡③

富岡製糸場土台石採掘場跡④

富岡製糸場土台石採掘場跡⑤

 

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