≪令和4年 年頭のご挨拶≫ | 小渕優子 オフィシャルブログ Powered by Ameba

≪令和4年 年頭のご挨拶≫

明けましておめでとうございます。

皆様にはお健やかに新年をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。

特に昨年は、皆様から温かい、そしてより結束した力強いご支援をいただき改めて御礼を申し上げます。皆様のご期待に応えることができますよう、決意を新たに努力してまいります。

 

今回の衆議院選は、事前の調査では「自民単独過半数ギリギリ」と伝えられていましたが、結果は自民党単独で絶対安定多数261議席、自公の与党全体では293議席を獲得することができました。大きな信任を得られたと考えますが、この結果に決しておごることなく、謙虚に丁寧な政治を進めてまいります。

 

昨年10月、岸田政権が誕生しました。引き続き新型コロナへの対応を最優先課題としながら、早期の景気回復を図るため大型の経済対策を決定し、補正予算として令和4年度当初予算と一体で編成することになりました。岸田内閣では、成長と分配を両輪とした新しい資本主義の実現を目指します。昨年12月、総裁の直轄機関として「財政健全化推進本部」が新設され、本部長代理に任命されました。首相は「財政は国の信頼の礎」であり、「財政健全化を考える姿勢は、政治の大きな責任だ」と述べられました。持続可能な経済・社会を構築し次世代に引き継いでいくことは、私たち世代に課せられた責任です。現在直面している構造的な課題に真正面から取り組み、経済成長を図ったうえで財政健全化の道筋を示さなければなりません。長年にわたり日本経済が伸び悩む中、中長期的な展望をもって今後の課題に取り組んでまいります。

 

一昨年来、国際社会は新型コロナウイルス感染症の感染拡大と経済の激しい落ち込みという未曾有の危機に直面しました。世界で格差や人権問題等が発生し、保護主義や内向き傾向が顕著になる中で生じたこの危機は、もはや一国のみでは対処できないものであり、多国間で協調し解決すべき課題として再確認される契機となりました。日本は、新型コロナウイルスの拡大を人間の安全保障の危機ととらえ、各国との連携を図りながらこれまで以上に大きな責任と役割を果たさなければなりません。これからも外交努力により、世界各国との信頼・協力関係を築き、事に臨んでは毅然とした対応をとる外交を展開してまいります。

 

日本の安全保障を考えるうえで避けて通れないのは、今なお残る沖縄の課題です。中国が急速に台頭し、東シナ海や南シナ海での力を背景とした一方的な現状変更の試みや、朝鮮半島情勢を考えると、沖縄が持つ安全保障面での重要性は益々高まっています。今年5月、沖縄は本土復帰50年の節目を迎えます。沖縄振興調査会会長として、強く自立した沖縄の実現に向け引き続き様々な課題に取り組んでまいります。

 

さて、日本国内で新型コロナウイルスの感染者が確認されて、すでに2年余りが経ちました。私達は感染拡大を防ぐ覚悟を決め、多大な犠牲を払いながらも行動様式を変えることにより、ようやく今、我が国の感染状況は落ち着きを見せています。今後も第6波への懸念や変異株への対策など引き続き緊張感と危機感を持って対応するとともに、一日も早い通常に近い社会経済活動の再開に力を尽くしてまいります。今夏には参議院選が予定されています。危機管理に万全を期し、組織運動本部長として全力で戦い抜く決意です。皆様のご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。

 

最後になりましたが、本年も皆様にとりまして素晴らしい年となりますようお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

 

2022年1月1日

小渕 優子

 

 

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