≪防災の日≫

今日は、防災の日です。大正12(1923)年の今日、関東大震災が発生したことに由来します。

写真にあります東西15.75メートル、南北10メートル、高さ4.4メートルもあるこの巨大な石は、渋川市にある「金島の浅間石」です。天明3(1783)年の浅間山の大噴火の際、嬬恋村鎌原を襲った泥流により、吾妻川を伝ってこの地まで運ばれてきました。現在は、群馬県の天然記念物にも指定されています。車と比べても相当大きなこの巨石のある場所から浅間山までは、直線距離で実に40キロメートル以上もあり、噴火の威力がいかに物凄かったかがわかります。

地震や火山の噴火、豪雨など、災害は忘れた頃にやってくるものではなく、常に隣り合わせです。今年は東日本大震災から10年という節目の年ですが、この10年の間にも、多くの自然災害が発生しました。この機会に今一度、お住まいの地域の緊急避難場所や、備蓄している食料や水の賞味期限を確認する、背の高い家具を固定する、懐中電灯やラジオの電池を新しいものに交換するなど、いざという時への備えを万全にして、防災への意識を高めてまいりましょう。引き続き、私も関係省庁や各自治体の皆さまとしっかり連携をして、防災・減災対策を進めてまいります。

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