≪通常国会を振り返って≫ | 小渕優子 オフィシャルブログ Powered by Ameba

≪通常国会を振り返って≫

第204回通常国会が、16日(水)に会期末を迎えました。私は文部科学委員会の与党筆頭理事として、小学校の学級編成の上限を全学年において1クラス40人から35人に引き下げる法律や、無形文化財の登録制度を新設する法律など、7つの法律の成立に向けて全力で取り組みました。

 

中でも教員による児童生徒へのわいせつ行為を防止するための新法については、全会一致により今国会で成立させることができました。

わいせつ行為などで懲戒処分や訓告を受けた教員数は、文部科学省の調査で2018年度が過去最多の282人、2019年度も273人に上り、対策が急務でした。現行制度では、わいせつ行為で懲戒免職になった場合でも、3年が経てば教員免許の再取得が可能なため、別の教育委員会で採用され、再びわいせつ行為に及んだケースもあったのです。法律制定がゴールでは決してありませんので、引き続き文部科学省と連携して、子どもたちが性暴力に遭わない環境を整えていきたいと思います。

 

これらの他にも、今国会ではデジタル改革関連法や医療制度改革関連法など、いずれも重要な61の法律が成立しました。今後とも皆さまの声にしっかりと耳を傾け、政府・与党一丸となってまずはコロナ対策、特にワクチン接種の円滑な実施に努めてまいります。

 

衆院本会議

 

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