≪カンボジア訪問≫

1月14日～17日、カンボジアを訪問しました。成田-プノンペンの直行便が就航した2016年9月以来の訪問で、現地の気温は連日30度以上でした。

フン・セン首相やサイ・チュム上院議長とお会いすることができ、また、チア・キムター前駐日カンボジア大使とも再会することができました。

先代の小渕恵三は、総理だった2000年1月にカンボジアを訪問。当時、フン・セン首相との会談で、地雷除去対策での支援や経済構造改革支援のための無償援助を約束し、地雷除去の現場も視察しました。私も今回、先代が訪問したカンボジア地雷対策センターを視察させていただきました。カンボジアには、依然として東京都とほぼ同じ面積の地雷未処理地帯が存在するという厳しい現実があります。その一方で、日本政府は2009年から、地雷除去地域を対象にした農村開発支援も実施しています。

親子2代にわたるフン・セン首相とのご縁に感謝し、私も日本・カンボジア友好議員連盟の幹事長として、引き続き両国の友好関係が益々発展していけるように努めてまいります。

カンボジア国立母子健康センターも視察させていただきました。この施設は、母子保健分野の強化のため、政策・臨床・研修という3つの部門を兼ね備えたカンボジア最大の産科病院で、1995年に日本政府による無償資金協力で完成しました。2014年に行われた施設の拡充も日本政府が協力しました。

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