回想4「東日本大震災」 | obuchi-yoichiroのブログ

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 平成23年3月11日14時46分、未曽有の大災害となった東日本大震災が発生。

 自衛隊宮城地方協力本部で、防衛警備・災害担当をしていた私は、免振構造の仙台第3合同庁舎が、船に乗っている様に大きく揺れ、その揺れが異常に長く続いたので、宮城県沖地震が起きたと直感しました。直ちに宮城地方協力本部内に指揮所を開設して各課、各地域事務所の状況を把握するとともに所属隊員の現状を掌握しました。

 宮城地方協力本部の任務は、気仙沼市、南三陸町、石巻市、東松島市、女川町、七ヶ浜町へ、速やかに連絡員を派遣して情報を収集することでしたが、津波の襲来で各自治体への連絡員の派遣は、気仙沼市、南三陸町、女川町を断念し、一番困難を極めた石巻市は深夜となりました。

 各自治体から入ってくる情報は、当初、断片的で状況がなかなか掴めない状況でした。

 発災後、陸海空自衛隊が統合されJTF(統合任務部隊)が編成され、陸上自衛隊は10万人態勢で、この震災に臨み多くの人々を救助・救出しました。

  

  

浸水地域における救助活動

 

行方不明者の捜索

グラップル装着の重機による瓦礫の撤去

 

 

即応予備自衛官の招集