読みました

公開処刑人 森のくまさん

堀内  公太郎 著



第9回 「このミステリーがすごい!」

大賞  ”隠し玉”  作品


いわゆる、大賞最終候補まで残りましたが

全面体に改稿改題して、生まれた作品です


殺人犯「森のくまさん」は

犯行声明をネットで公表

殺されるのはレイプ常習犯

イジメを助長する教師など

殺されても同情されない悪党ばかり


犯人は一体だれ?

あの人?…まさか、あの人?

犯人を考えていると

思わず眉間にシワが寄りますニヤニヤはてなマーク


後半で犯人のヒントが出ます

それこそ「もりのくまさん」なのです…(笑)

分かると思わず「あっ!」ってなります…多分…

(私がなったので)

犯人は犯人なりの正義を貫こうとしたのですが…

こんな人、いるよなぁ~

自分の言う事に間違いはないと突っ走る人…

本当に困ったちゃんですむかつき


模倣犯が出てきそうなほど

リアリティがあって面白かったです

映画化とかドラマ化とかされないのかな?


2012年8月発行されています

図書館で予約した時、予約数が凄くて

3ヶ月後にやっと読めました

借りた本も、かなり読み込まれた感があり

発行されて12年、今だに人気があるのだと思いました



森のくまさんはアメリカ民謡

日本語に訳された時は、子供でも馴染めるよう

女の子が出てくる可愛い歌詞になっていますが


アメリカの歌詞は

「him」になっているので男の子かな?

熊から逃げて木に飛びついた

枝を掴みそこねて落ちたけど

心配しないで、お話はこれでおしまい

となっています(雑な訳…)


この歌詞と公開処刑人森のくまさんとは

全く内容は被りません…(念の為)