図書館で予約して借りた1冊



受取に行って、少し厚みがあったので

「読めるかな?」と、不安になった

20代の頃は、スティーブン・キングとか

京極夏彦 氏の、分厚い本を完読するのが

楽しみでしたが、今はどちらかといえば

サクッと読める本に偏ってます


ぺらりと中身を見ると

上下二段構えのちっちゃい字…

ではなく、さらりと読めそうな感じだったので

週末、夜更かしのお供にしました


本によって

読んでいくうちに少しづつ…どっぷりと

ハマってゆく様な内容の本と

読み出しからキュッと心をつかまれる本がある


原 浩 氏の本は

後者の、読み出しから完全に

気持ちが持っていかれる

内容となっています



恐ろしい屋敷で拘束された5人の男達

屋敷からの脱出を試みる

しかし、ある事に気付く

いつのまにか仲間の中に「化け物」が

紛れ込んでいるという事を…

(題名が六人となっている所がミソ)

誰が化け物なのか?そして

無事に屋敷から脱出できるのか?

まぁ、こんな内容です

(端折りすぎ…)


所々に張り巡らされた伏線は

回収されてゆくのだが

何故か気持ちが悪く

そして、最後の一行で

思わず「お〜」って、唸ってしまう

さすが横溝正史ミステリ&ホラー大賞受賞作家!


分厚いと、初めに躊躇したのは何処へやら

サクッと楽しく読めました


ストレスを吹き飛ばそう!ニコニコ第一弾

「頭を空にして本を読む」