映像になった
「死刑にいたる病」
「鵜頭川村事件」等
人間の闇の部分を「じっとり」と描くのが上手い
櫛木理宇 氏の作品
じっくりと腰を据えて作品と向き合う…
80歳過ぎた老人からストーカーを受ける若い女性
頬にガーゼを充てた老女が現れたとたん
怯えるように姿をくらませた男性
夫が殺され、老人に誘拐された妻の足取り
3つの事件が複雑に絡みつく
そんな中、
思いもよらない男の憎悪と悲しみが
多くの命を奪う結果となってゆく
読んでいると、自然と頭の中に
映像が流れてくる
この作品もいつか、映像化されるのかな…