関東近郊でお坊さんを紹介してほしい方に
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2017年も間もなく終わろうとしていますが、
年末年始になると初詣だけでなく
「お坊さん」と触れる機会も
実は増えたりします。
それはかるた。
と言う訳で前回より
百人一首に登場するお坊さんを
紹介しております。
今回は素性法師。
【素性法師】
今来むと
言ひしばかりに
長月の
有明の月を
待ち出でつるかな
これを現代語訳すると
「あの人がすぐ来ようと言ったばかりに、
私はこの長月の長夜を待ち続け、
とうとう有明の月に出遭ってしまった。」
になります。
すぐに行くよ、と言ってくれた方(男性)に対し
夜通しずっと待っていたら明け方に見る月が
見える時間になってしまった、
という、待ちぼうけを食らった女性に対しての
ちょっとせつない詩ですね。
百人一首のお坊さんに興味がありましたら
色々調べてみると面白いですよ。