サイドチェインだよ、ハニー。腹痛は土日にやってくる、という話を先日しましたが、もっと恐ろしい想像もしてまして。だいたいこれが原因で腹を下す、例えば生水、例えば牛乳、例えばキャベツの芯、例えば過度な性行為、そういう原因が分かれば対処のしようもあるんですけど、もしかすると、全く自分の与り知らぬ所に原因があったりとかして。レコーディングの機械にコンプレッサーというのがあって、おおざっぱに言うと大きな音を押さえ込む機械なのだけど、それは普通入力した音に反応してピークが来たら押さえ込むのね。それがサイドチェインという機能があって、入力した音に反応するのではなく、別のトリガーを設定することが出来るのね。つまりお腹が痛くなる結果を生み出すのに、私自身の身体が原因ばかりではなく、別の誰かの何かがトリガーになって・・・。例えば見知らぬ誰かが道で転ぶと私に腹痛が襲ってくる、的な。それはもうオカルトの世界だけど、私の腹痛も半分そういう境遇に足を突っ込んでるような気がしないでも。
さて。
多少引っ張りすぎ、且つ枕長すぎ、意味不明すぎ。と云うことで、お楽しみの新曲でござなう。
アザラシ・シロクマ(予告編) ←←←クリックしてね。
聞いてびっくり、予告編で候。予告編と銘打ったからには、何かの予告なワケで、それはまさしく、アザラシ・シロクマという曲の予告編なのだ。予告編的な物、という感じで今までにもちょっと匂わしてはいたのだけど、ギターのレコーディングの本格的なテスト、いやそもそも生音レコーディングは今の機材では初めてなので、その辺も含めて短いところでササッと。
もちろん、先月やったマスタリングの実践も兼ねているので、これまた短い方が便利。そういう判断から、こちらを優先させることでお茶を濁そうかと。
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元々もう何年前になるか、確か皇子の妹君が生まれる前だったので二年以上前に、仮歌までいってキー合わせしたところでストップしてたのがこの曲。久しぶりに全編ギターなので、例のギターの練習に組み込んで、と云う期間を採るためにズルズル先延ばしにしていたら、未だに完成しないままになっているのね。
途中、新人でも入ったらこれをまずレコーディングを、と姫に打診したら、これは私が歌うので、と念を押されたので、結局それもお蔵入り寸前の原因に。それでは申し訳ないので「名残の花火」 というお話の中に、この曲を登場させた。主人公の妹が歌詞を書いた、明日菜ちゃんの入魂のオリジナル曲、と云う設定。
そのお話の冒頭、明日菜ちゃんがいつもつっかえる部分がある、ということになっている。それがどこかは、今回の曲を聴いてもらえれば判ると思うので、是非、名残の花火 と共にこの曲を。
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名残の花火 は、後半、夏祭りと花火大会が舞台となっているのだけど、今回それをモデルにした夏祭りに出かけてみた。詳細はロケマップと称してfacebook の方でアップしているので、そちらを参照してもらうとして、実はその夏祭りに出かけたのにはワケがあるのね。
その夏祭りは町を挙げて、町中で踊りまくる、という夏祭りなのだけど、そこにめでたく皇子が出演することになった。一度は行きたいと思っていた祭りなので、ちょうど良い口実が出来た。皇子を見に、祭りに出かけ、ついでにロケ探訪をやったというわけ。
名残の花火 の時、かなり想像で作り替えた部分が多かったのだけど、今回廻ってみて、かなり実情は違っていたな、と思う部分が多く、もし書籍化、あるいは映画化、あるいは翻訳して世界同時発売、という時には是非書き直しを。ちなみにここでそっと云っておくけれど、これからはアームの使える作家を目指します。そのために長いお話やこのブログをもっと必死で鍛錬すれば良いのか、ギターの練習を本腰入れてやれば良いのか迷いますが、どっちみち現在はどちらも夢のまた夢です。
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多少イントロの「ジーク・ジオン」について説明しておかなくてはなるまい。まぁ、半分ガンノタの私だから、というだけの理由ではなく、実は最初にこれと一緒にもう一曲、カバーも画策していたのね。一度、星に願いを 、でリスペクトしたU2の曲を、ちゃんと一曲姫に歌わせてみたくて、プライド、という曲をアレンジしてみたのね。
ほとんどギターに隠れて聞こえないけれど、当時マイブームだったシンセの音に気がついたのが、そのプライドをアレンジをした時で、結構いろんな曲に使いたがっている。で、U2がそのプライドをライブでやる時、決まってなにがしかの演説が入るのね。まぁ、U2ファンならおなじみだと思うし、どのライブ映像を見てもだいたい似た様なコトしているので、すぐ判ると思う。
演説なら、やっぱりギレンだろ?
ということで、プライドの最後はジーク・ジオンで締め、それとクロスフェードしてこのアザラシ・シロクマが始まるという寸法だったのね。おそらくもう、きっとプライドはエレクラではやらないでしょうから、このイントロだけに名残が残ったということです。
おそらく全長版はジーク・ジオンは省く予定です。全く無名、全く素人、とはいえ、いろいろ著作権とかうるさいですから。今回も、このブログでリンクは張っておきますが、元サイトでは公開しません。いろいろうるさいですから。奈乃で、予告編 が聴けるのはこのブログだけ、といっておきます。いろいろうるさいですから。
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で、次回のエレクラはいよいよ、という感じですが、またしても新たな野望が芽生えてまして、ギターの練習もそうすぐには無理だし、そもそも二年以上ギターの練習してこの結果だから、あまり急がない方が良いはず、と勝手に思ってます。
そこで気になるのが、さっきもしました名残の花火 のモデルになったあの夏祭りです。夏祭りとはいえ、ドウドウ低音がガナる音楽で、皆さん踊ってまして、踊ってごんな見てごんな、見るより踊るがええもんな、ソレっ、は微塵も聞こえませんでした。さらに加えて、どこかでバンドやってないかな、と探し回ったんですが、全く見当たらず。姫はちょっと弾き語りを見たらしいですが、何とも残念な限りです。祭りと云ったらバンドだろ?
奈乃で、来年の婆娑羅祭りに参加できるような、ダンスの訓練を、ではなく、誰かがうちの連にこの曲を、と云いたくなるような曲を作ってみようか、どうしようか。低音がドウドウ云い、踊れる曲を作ってみようかな、などと思っていますが、半月後の意欲次第です。
まとめますと、先のことは分からん。期待しないで。
そういうことでお茶を濁しておきますが、一つ言い忘れた。アザラシ・シロクマですが、高校生が文化祭で、あるいは来年の新人歓迎会で、是非ともやりたいという方がいらしたら、全長版を提供します。楽譜も歌唱指導も、歌入りバージョンも無理矢理作ってお渡しします。奈乃で、是非やらしてください、という方はご連絡ください。ギターが女性であるなら尚結構。一応高校生バンド限定ですが、本人が言い張れば確認は取りません(笑)ので、我こそはという方は是非、この機会に。
なんてね、ゾンビじいさんにも会いに行ってきたよ、って云ってみました。この機会に名残の花火 を読んでいただけたら、ゾンビのように死に際に起き上がったおじいさんの話はおわかりでしょう。あれは母親の実家をイメージして書いたのですが、そこへも先日、母を連れて行ってきました。それもfacebook でアップしたのですが、たった一時間ほど行った先の墓参りでも、なぜか珍道中になるんだよね、ってコトで。
それでは今日はこの辺で、ごきげんよう。