コンバインと謂ってもイセキじゃないよ、ハニー。先日母親が検査入院した病院が、新しくなるずっとずっと前の頃、まだ幼かった私は時々そこに連れられて治療に行っていました。学校の身体検査で要注意が出たとか、風邪を引いたとか、まぁいろいろ。大きな病院なので、待ち時間が長く、落ち着きのない私に親は決まって漫画雑誌を買ってくれました。その頃小学○年生、とか云うのは普通に買ってもらっていたのですが、そういうときはちょっと違うてれび何とかとか、まぁ、同じような幼児向けなんですけど、違う雑誌を。その中にある時ある記事が出ていたのですが、その話はまた後で。
さて。
半月ぶりの穀潰し日記、今回はついに、という話の前に、半月もあれば何事か起きるしま♪さん。積もる話などでお茶を濁すなどして。
せっかくですから枕の話の続きをしますと、だいたい今でもそうですけど、雑誌の類いはザザざっと見て、気になるものはじっくり読んで、後は暫く棚の中。あの頃、読んでいたのはもうほとんど絵ばっかりの本でしたので、ザザざザッと見てしまうともうほとんど他に見るものはありません。奈乃で、まさしく病院の待ち時間に最適だったわけです。
ある時、病床でゲーゲー吐いた後、やっと気分が良くなってからテレビでその頃やっていたアニメを見ていた。オッと、謂っておきますが、幼い頃の記憶なのでいろいろと曖昧ですのでご容赦候。で、やっていたのがコンバトラーV。今考えてもなかなか画期的な合体物でしたな。
そして、枕元にあるのはその時に病院で買ってもらった雑誌。それの最後の方、次回予告にババッと載ってあったのが、コンバトラーVの操縦の仕方!なぜだかその記事にものすごく惹かれて、未だに覚えているぐらいだから、相当興味があったのだと思います。
ただ、その頃私は幼すぎた。次号、と書かれてあっても本を売っているシステム、発売日がどうの、本は書店で、とかそういう知識が多少欠けていた。住んでいたのがものすごく田舎だったので、本は日用雑貨の隅の棚に置いてあるのしか買えるところは無かった。あと、小学○年生とかは、父親が買ってきてくれていたので、つまり、自分で本を買うという手段を知らなかったのね。
奈乃で、次号コンバトラーVの操縦の仕方を公開、とか云われても読みたいけれど、読めない。それがものすごく心に刻み込まれてまして、それでなのか、今はそういう読みたいものを確実に買う、ということに多少の執着が残っています。こればっかりが理由でもないし、上手く言葉で説明するのも難しいのですが、何となくトラウマっている、ということです。
まぁ、なぜその話を思い出したかというと、先日BSでいかにも某割烹着姿のマイスィートハニーを射程に収めたような、かつてヨーロッパを震撼させたねつ造事件の特集をやってまして、それが超伝導に関する物だったので、常温で超伝導って謂えば実際に超電磁ヨーヨーとか出来るんじゃね?と思っただけです。全く意味も、今回の記事にも全く関係の無い話です。
まぁ、多少関連があると謂えば、今、ダイスをころがせ、という本を読んでいまして、ご存じの方はご存じ。これは衆議院選挙をテーマにした小説で、いつか選挙の最中に読んでやろう、と目論んでいて、やっとタイミング的にその時が来たので読んでいます。
もう現時点で圧倒的大差で現職勝利で終わっているのですが、香川では知事選をやっていました。それに併せて選挙物の小説を読む、と洒落てみたわけです。
が、同じ事を考える方は当然世の中には掃いて捨てるほどいらっしゃる。ちょうど母親を期日前投票に連れて行った後、某香川で最も有名な本なら何でも揃う書店に寄りまして、平積みを見回していますと、でーんとダイスをころがせが並んでおりました。もう十何年も前の小説ですから、明らかに香川知事選を睨んだ平積み、皆さん考えることは一緒なのね。
ただ、前巻を読み終えたところで知事選は終了。いろいろあった香川選挙区ですが国連の監視団も見えず、小説の結末は未だ判らず、絶賛読書中でござる。
その前に読んでいたのが、私が集めたガンダム物の最終章、ターンAガンダム。ノベライズを、UCの福井氏が書いてまして、これが文庫にして三巻、相当な分量。ユニロス、とか云っていた割には、なかなか進まず、ついに知事選に突入してしまった、というわけ。
でも、UC並みに読後は大変胸を鷲掴みにされました。ヒゲのガンダム、ということでガンダムシリーズ、ガンオタ達からは異端視されているターンAですけれど、ちょうど原作者の富野さんが、とりつかれたように癒やしをテーマにしている時で、他にはキングゲイナーとか、ブレインパワードとか、やっていました。
そのどちらも結構好きで見ていて、特にブレインパワードは、音楽をあのオッパイの大きな天才作曲家、菅野よう子さんが担当してらっしゃいまして、アニメよりもサントラばかり聴いていたのね。思えば、これが私の中のサントラ好きを決定づけたと云っても過言ではないのよ、という多少前振りをしておいて。
ノベライズの方は福井版ターンAという感じで、実際のアニメの方とは多少ストーリーが異なるし、キャラクターも少ない気がする。一度見たきりだったのですが、何となく大まかなストーリーは覚えていて、最後はどちらかというと、福井版だからドライブをかけて読めたのかな、という気がしました。なかなか進まない、と云いつつ、最後の巻の半分ほどは一気に読み終えたのね。
当然、もう一度ターンAを見てみよう、と思い立ち、映画版も含めて何日かかけてじっくり見返したのね。それがちょうど私の知事選だった(笑)。
比べてみると、ほとんど死んでしまい、ただ最後に恋愛物が残る福井版は、まさしく福井版、という感じで嫌いではないですが、癒やしを標榜して貫いた富野版アニメも、これはこれで感動的。まだ最後まで見ていないのであれなんですけれど、UCの端折り方よりはずっと、別物になっているのでそれぞれ楽しめたのね。もちろん、お互いに補完し合っている部分もあるので、より重層的に楽しめる、と云った方が良いのかも。
そしてアニメを見て多少胸を熱くし終えて、耳に残ったのがやはり音楽。この頃の富野作品のスタッフはだいたい共通で、ターンAの音楽担当はあのおっぱいの柔らかそうな菅野よう子さんで、前振り成功。
アニメ版後半のエンディングテーマが、映画版の最後でも効果的に使われてまして、これまたぐっと胸を鷲掴みされた。考えるに、やはりアニメだろうが映画だろうが、どこかで音楽が良いと感じる物に惹かれるのは致し方ないところでしょうか。今年はすっかり、アニメ→サントラの方程式が出来上がってしまっています。
サントラについては、もう一つお話があるのですが、それはまた次回だ。
なんてね、土日が鬼門だよ、って云ってみました。お腹を壊して、ひどい時には心臓まで痛くなって救急車を呼んだだの、血便が出ただの、とにかく大腸をクラッシュするのが決まり事のしま♪さん。最近どうも嫌なことに気づいたのだけど、何となく土日になると腹を下す傾向にあるみたい。別に週間で習慣付いているわけではないけれど(笑)、決まってひどくお腹を壊すのは土日に集中しているのね。こういう場合何がトリガーかを探るのは重要ですけれど、時間がそれにあたるとちょっとやっかいだよな、ってコトで。
それでは今日はこの辺で、ごきげんよう。