メンテナンスだよ、ハニー。ということで、本日は軽めの話題でササッと。といって、いつも考えに考えてのたうち回って書いているわけでもなく、それこそ、お嬢さんを腕枕して耳元で囁いているようなモノなのね。だからネ、民主党がサ、などと枕元で囁かれたら、そりゃお嬢さんも迷惑だわね。
さて、本日、ふとしたきっかけで鼻水がジルッ。当然、ティッシュでお掃除、って事になるんだが、何を思ったのか、私はまず、ゴミ箱を手元に引き寄せたのね。それはあ、鼻水、と思って、素早く巡る頭で鼻をかんで、それをぽいっとゴミ箱に捨てて、それが逸れて、せっかくのんびり座っているのに、ゴロゴロ転がるにしろ、這って行くにしろ、立ち上がるにしろ、動くのは面倒だな、と思ってまずゴミ箱を引き寄せたのね。
おかげで、必要以上に鼻水が垂れましたよ。普通に考えれば、まずティッシュでしょ?それから丸めたヤツを手で弄びながら、ゴミ箱、でしょ?私って、タマにそういうことあるのね。
昔、まだ私がかろうじて未来に希望を持っていた頃。家族にも紹介して、週末は泊まりに来るっていう通い同棲みたいにしてて、たまには日曜日の晩はお買い物に出て両親を含めて四人分の食事を台所で一緒に作る、なんていうことをしていた、後に初代と呼ばれるお嬢さんと付き合っていたのね。
その初代と、ウチの母親と、私の車に乗って近所にお買い物に出かけた。そうそう、その頃はまだ両親とも仲がかろうじて良かったのよ。
よく晴れた日だったね。近所というか、ちょっと走って郊外型の地元スーパーに行って、駐車場にクルマを停めた時に、母親がいったのね。
「アラ、もしかすると、焼き魚のコンロ、点けっぱなしかもしれない」
何?それじゃ、今頃ウチは焼き魚だけではなく丸ごと炭か?それはすわ、一大事。しばし、点けっぱなしか、消したかを思い出そうとして思考が彷徨っている母親を残して、私と初代はとにかく家に戻って確認しよう。点けっぱなしだったら消すし、点いてなかったら、それは一安心。
家に着いた。まだ、家はあった。でも、私も初代も、もしかしたら、なんて事を考えて若干、というかけっこう緊迫していたのね。家はあるが、中は火はボウボウ、って事もあり得る。緊張感はイヤが応にも増しマする。玄関のドアを開けた途端、バック・ドラフトで、ニィサ~ン(翻訳済み)、って事も想像してみたりとか、しなかったりとか。
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初代は慌てて、家に飛び込んだ。その頃すでに、ウチの合い鍵を初代は常備していたのね。だってもう6年も付き合ってたんですモノ。
そして、私は何をしたか?
結果はね、やっぱり点けっぱなしで危ない所でしたよ。台所は煙モウモウで、換気扇だぁ、窓を開けろ!火を消せ!黒こげの魚を野良猫にやれぇ、ってなもんで。そして私と初代でアタフタとして事なきを得ましたのね。
ふと、落ち着いて、私の手にはなにやら異様なモノが?
え?それハガキとか?封筒とか?
初代の怪訝な顔。どうやら私、玄関に果敢に飛び込む前に、何故か郵便受けを覗いて、手紙が届いていたんで、それを取ってから消火活動に入ったのね。気が動転したにしては、なんだそれ?別に特段待ち望んでいたモノが届いていたわけでなく、ただのダイレクトメールとか、そんなもんでしたよ。
我に返って、二人で大笑いですよ。
言い訳をさせてもらえるならばね、その頃仕事から帰ってくると、まず郵便受けを覗く、っていうのが日課になってましてね。だいたいが母親が先に覗いているんですけど、私も一応確認、って。それでその時も、頭は消火活動に従事する、勇敢な姿を想像しながら緊迫していたのにもかかわらず、身体はその習慣を忘れていなかったってコトですよ。
初代に散々言われました。火事の危険の時に、しま♪さんは郵便受けを覗いた、とね。その間抜けさに、笑いがとまらん、とね。
なんてね、NHKスペシャルの再放送見なきゃいけないしメンテナンスもあるからサササッとのつもりがけっこう書いちゃったよ、って言ってみました。そういうわけですから、普段の悪態をご希望の方は、コメントの方で罵詈雑言を、って事で。
それでは今日はこの辺で、ご機嫌よう。