ポチャポチャだよ、ハニー。NHKのドラマを見ててね、吹石一恵嬢の肉付きを見て、好いなぁ、なんて。お嬢さんのプニプニした肉を見るのは清々しくて好いね。思えば、私も相当ポチャポチャしているのですけどね、それが例の傷に災いしたのかな、なんて思うわけですよ。肉付きが好いということはある程度の張力がかかっているって事ですからね。それが刃先に触れて途切れると一気にビヨ~ンと伸びちゃう。それで傷口が広がって血が止まらなかったのかな、なんてね。
さて、毎週土曜日は、エレクラ旧作の部屋。倉庫から引っ張り出して今日もお届けいたしますのよ、ホホホ。
本日はこの曲。
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いわゆる、喋りモノ、つぎはぎニュースモノ。以前も言ったけど、私がインストを作るようになったのは、つぎはぎニュースがやりたかったからで、なんかそのまま出すのもなんだから曲にでも着けて、ブバッとぶちかましてやろうか、なんてね。
曲自体は昨日の記事に呼応するように、なんだか怪しい雰囲気を醸し出していますね。この頃すでに世間では、サンプリングやローファイテクニックなんかが蔓延っていまして、途中に入るリズムのフィルなんて、どっかの音源から引っ張ってくるのが普通ですが、敢えて私は取り憑かれたように打ち込んでます。でも、つぎはぎニュースの製作法なんかを想像して、私がサンプラーを持っている、と誤解した方がたくさんいたのね。つぎはぎにしろ、他の音にしろ、私は今までかつてサンプラーなんてモノを使ったことないのね。なくても全然出来るのね。
この曲を作った頃は、まだハードがいっぱいあるスタジオ時代なんだけど、それでも出来るのね。今はパソコン主体のソフトだけど、これもまたサンプラーっていうモノが、ソフト自体の活用で別に必要ないっていうか、わざわざ別口で揃える必要もないと思うのね。もちろん、サンプラーにはその機体独特の味があるんで、それがスキな人がいるのは事実なんだけどね。
これが発表された頃って、ちょうど初代が辞めた直後で、その後に姫をはじめとする新たなお嬢さんボーカルがいっぱい参加した時なんだけど、そういう変化の時でありながら、私らしい曲がいっぱい並んでいるのね。たぶん、エレクラってモノがなんとなくできあがっていた時に、私一人になっちゃって、途端に他の人に説明をしなきゃいけなくなった。その課程が自分を確認する作業でもあり、他人に伝える作業でもあり、というのが原因のような気もするのね。
そういう時って、自分がボ~ンと前に出て、それこそ心の奥底にたまっている腹黒しまさんが顔を出してきたって感じなのかなと思うのね。それは実をいうと、ものすごく快感で。あれよあれよという感じでやりたいこと、いろんなアイデアが沸き起こっていた時期でもあるのね。こういうのはどうだ?これでマイッタカ?なんていう風に自分をプレゼンしていたような時期だと思うのね。
だから私個人的にはこの1999年から2000年にかけて作った曲は大好きなのね。当時の持てる力を存分に発揮している、って感じがするのね。
このブログを長く読んでいただいている方はご存じの通り、その2000年にピークを迎えて、翌年から途端にスランプに落ちたのね。それはたぶんそういう自分の中にあるモノを出し尽くしたからだと思うのね。2000年末にものすごく充実した達成感みたいなモノもあったし。絶対に認めたくなかったんだけど、自分の井戸が涸れた、と。
でも、そこからが結局本当の自分の実力が問われるんだと思うのね。だからお休みしても絶対に辞めたくはなかったのね。そういう意識が今でもずっと続いているんだけどね。
ビギナーズ・ラック、という言葉があるけど、それは誰にもあって、何かやりたい、と思い立って実行に移した途端、最初の時期は一気に伸びる怒濤の瞬間があると思うのね。右肩上がりの急成長。でも、問題はそれが横ばいを始めた時だと思うのよ。それで辞めちゃう人もあるし、拘り続ける人もいる。辞めちゃう人は別でもっと開花するかもしれないし、あちこち転々として定まらない人もいる。拘る人は匠の域に到達する人もいれば、涸れた井戸を掘り返して邪道に傾く人もいる。先日執行猶予を受けた人みたいにね。
それはある意味、今の日本にも言えると思うのね。敗戦後の高度経済成長、それが紆余曲折あってもなんとかバブルの頃までは成長、というものにぶら下がることが出来た。でも、それは今まさに井戸が涸れたと思うのね。そういう時にさっきも言ったように見切りを付けて別の未来にシフトするか、成長というモノを支えてきたパラダイムに拘泥するのか、それが問われているんだと思うのね。
明らかに、今度の衆議院の選挙は、そこが一番の争点だと思うのね。今までのやり方、っていうモノに拘るのか、けりを付けるのか、あらゆる事がその方程式で彩られている選挙だと思うのね。日本というモノの在り方が問われる選挙。出来れば早いこと、その選択を行いたいと思うんだけどなぁ。
なんてね、エレクラの話をやたらと誇張して語ってみました。でね、まぁ、曲はともかく、この話は来週に続くのね。実はこの次に発表したヤツがもう曲者で。それはどんな曲かは、来週のお楽しみ、って事で。
それでは今日はこの辺で、ご機嫌よう。