感想来ねぇ、よハニー。まぁね、世の中には音楽やっている人はもう掃いて捨てる程いて、毎日びっくりするぐらいの曲が産まれていると思うのですよ。その中で、敢えてね、ウチの曲をピックアップし、聴こう、おまけに感想言ってやろう、なんてのを求めるのはね、それはもう、おこがましい話ですよね、ハニー。それで好いんだと思いますよ。その吐いて捨てるほどある曲の中には、どんなコトしてでも聴いてやろう、出来ればタダで、なんていう魅力溢れる曲もあるわけで、その仲間入りが出来なかっただけのことですから、それはね好いんですよ。
まぁ、それでも、一応新曲が出来てますんで、聴いてやってくださいよ。
散華舞曲 (←←←クリックしてね)
Sing My Song (←←←クリックしてね)
まぁ、何かの偶然で、お聞きになった方は、どうぞ感想の方をコメントしていただければ、と思いますですよ、ハイ。
さて、こっちは一仕事終えて、正直言って、新曲の方からは解放された感が強いのが正直な所です。本日も珍しく、早々と姫が完成品を取りに来まして、玄関先で少し話しましたけどね、出るのは反省点ばかりですよ。私もね、なんだか次の曲に取りかかりたくて、多少ウズウズはしております。次があるから、というのがエレクラの好い所でして。反省するよりは、新しい曲にチャレンジした方がずっといいじゃん、というのは賛否両論あると思いますが、反省なんて、ホント庭先でチョロッと出来ればいいのだと思いますよ。何たって、自分が一番よくわかっているんですからね。
で、私の興味は、やはりどうでしょうDVDでございます。昨夜から、一度寝る時間を挟みまして、ズビバッと全部、本編から特典映像、そして副音声まで見終わりましたよ。正直言いましてね、本編の企画は、もうデッキから松下奈緒が飛び出してくるぐらい何度も何度も見てますのでね、多少の新作カットがあるにしても、それほどの驚きはございません。いや、面白いモノは何度見ても面白いのですよ。どんな形で見たって、面白いモノは面白いのですよ。ならば、DVDという正規の形で、絵が綺麗で見易い方が断然イイので、だからDVDは止められないのね。
で、どちらかというと、DVDの特典は副音声だと思うのですよ。まぁ、今回はDVD版の前枠、後枠なんてのも追加されてますのでね、そっちの方が新鮮で、やっぱりこちらも面白い。特に、今回はCIのアニメがすこぶる奮っている。これはもう、今年一番笑った。うれしー好きの私ですし、蛙男商会のことは、今回初めて知りましたが、なんともイイアニメです。面白い。もう何度も繰り返して見ました。敢えて、ソコだけ別枠で見られるようにしている配慮も親切。
そういうDVDで追加される映像って、まさしく今のどうでしょう班の話なのね。だからものすごく楽しめるんだと思うのですよ。STARWARSは何度見ても面白いですが、やっぱりその後の話が見たい、もっと別の話も見たい、という欲求があって、エピソード1からエピソード3までが作られたように、言い方はどうかと思いますが、昔の栄光ばかりに安寧しているだけでなく、もっともっとを求めるのが常なんだと思いますよ。
そういう流れからすると、今回目を惹いたのが、やっぱり副音声の藤村Dの話なんですよ。先日のNHKの件とか、まぁ今回発表される企画が、いろいろと横やりというか、過剰なまでの臆病風の煽りを受けて半ば、秘蔵企画、みたいなモノになってしまっているものですからね、それはいろいろと想いはあると思いますよ。
そういうのを知っているから、よけいに今回の藤村Dの副音声での話は、心に染みましたね。それがですよ、テレビとかそういうモノに限定されるモノではなく、表現者としてのジレンマみたいに思えて、私のような若輩者、零細企業の親方としても、共感を覚えましたよ。先日の悔しさの話とも相まって、エレクラでの制作の話とも共通部分が多いと思ったのね。
何かモノを作っている、そしてそれを誰かに評価される、という作業をしている人は、自然と饒舌になると思うのね。いろんな想いが交錯して、ひとつの作品ができあがるわけで、それはスタッフへの愚痴だったり、自ら関わっている表現の世界の話だったりとか、そういう所に思いを馳せてしまうのは当然だと思うのね。
まぁ、ちょっと暗い話になりますけど、エレクラが瓦解したきっかけって、私のブログだったのね。ブログで私がチョロッと言ったことの見解の相違が、話をこじらせてしまった。ポロッと言ったことがね、スタッフ批判だとかなんとか、文句を付けるヤツがいたわけですよ。それがイイだけ人の本性というか、見なくていい部分まで見えてくる結果になったので、バラバラになってしまったのですがね。
その時も思いましたし、今改めても思います。なんて心の狭い、向上心のないヤツなんだろう、と。前へ進む時にはね、いろんな事を考えているものです。たぶん、そういうのが受け入れられないヤツは、DVDの藤村Dの話なんて、受け付けられないのではないかと思います。
私は一番落ち込んでいる時に、DVDの副音声に助けられました。自分の作品に誇りを持つことは、大事なことだって学びましたよ。それがついぞ忘れていた、STONESに教わった自分に誇りを持つ、という感覚を思い出させてくれましたよ。褒めることも大事、苦言を呈することも大事。要は、客観的に自分の作品、表現を見つめることが出来るかどうかですよ。イイ部分も、悪い部分も同時に飲み込む。飲み込んだ上で、ドウダマイッタカ、と敢えて言う。大事なことだと思いますよ。
先日も話しましたけどね、全然私の話なんて深くはないです。表現者としてはまだまだ、精進が足りません。それを深いと感じるは、自分のやっていること、それは別に画を描いたり、曲を作る事じゃないですよ。生きている限り、仕事でも選挙でも、なんでも自分が主体的にやる時には、それなりにいろいろと考えるものです。それをおざなりにしているから、深い、なんて感想が出るんですよ。
イエ、それが社交儀礼的、ウマく話を持ち上げる術というのも知っていますが、少なくとも、私はそういうのは嫌いです。依然としてね、読者登録の申請に、エレクラの曲の感想を書いてくる人は皆無でございます。もうこれは、どう考えたって、ウチのブログが読みたいわけではないと思えるのですよ。わかりにくい所に注意を喚起してあるわけでもないと思いますしね。何処を読んだら、そう気易く申請出来るんだ?とモラルを疑いたくなりますよ。
ですからすっぱり拒否、ですよ。デモね、チェックリストには一応入れて、一ヶ月間は様子を見る。そして、一ヶ月経ったらすっぱり、接触を断つ(笑)、なんていう性悪なことをしてますけどね。別にイイと思いますよ。ブログですもの。
オヤオヤ、ちょっと話がずれてしまいましたね、つい。でも、今回のDVDはそこら辺、ものすごく充実しています。
それからもう一つ、ホウ泉さんの良さ、ですね。私はどうも、どうでしょう以外のホウ泉さんには、どうしても違和感があります。正直言っちゃいましたが、ドラマにでても、そうね、TEAM NACSでお芝居している時にも、何処か違うな、なんて感じる時があります。他のバラエティなんかに出た日には、もう目を覆うばかりです。
イエ、これは別にホウ泉さんのせいじゃないと思うんですよ。世界が違うんです。ものすごく、今回の前枠、後枠なんかのホウ泉さんは、いい味出しています。それはね、やっぱりどうでしょうがホームなんだからだと思うんですよ。家に帰って気を張っているのは私と、浮気した直後のお父さん方だけでね、普通は一番リラックスしていると思うんですよ。無理しないと思うんですよ。それなりの気遣いはあってもです。
だからこちらも一番リラックスして見ることが出来る。なんの想いもなく素直に笑顔が零れる。それで思いましたよ。
あぁ、帰る場所があるって、素敵だな、なんて。
ちょっと私が言うのも烏滸がましいですが、世の親御さんの方々、ちゃんとした帰れる場所を、子供達の為に作ってやってください。教師の方は、帰ってくる母校を作ってあげてください。職場の方は、ココがオマエの居場所だよ、っていう空間を演出してあげて下さい。宗教でも、バンドでも、なんでもイイです。人が集まってくる場所は別にいりません。タダ、なんとなく、帰ってくる場所があれば、それだけで人は安心を手に入れることが出来るものです。もちろん、それを自分の手で作ることも大事です。
そういえば、一年前の今頃、私はお四国参りに出掛けていました。その時に思いました。私のような不信心なヤツが、88箇所廻ったといっても、何ら変わることも大願成就することもないだろう、とね。でも、何かあった時、ここに来れば好いんだ、という寺をいくつかみつけました。なんで、こんなに落ち着くんだろうか?なんて不思議な場所をネ、見つけたりしたんですよ。まぁ、詳しく話しますと、ちょっと恥ずかしい話になりますんで、止めておきますが、そういう場所を見つけただけで、今後の歩む道にバッファーのような、そういうモノを得たような気になったのですよ。
さてさて、まぁ、今からでも遅くはないので、HTBショップに駆け込んで、DVDを手に入れましょう。今なら、少々後発になっても、ネットに充分に情報は氾濫しているし、私も聞かれればお答えしましょう。今更どうでしょうブームには乗れないわ、なんていうソコの片瀬那奈似のあなた、決して遅くはありませんので、どうでしょうの世界に入ってみてください。
なんてね、滅多にしないレビューなんてモノを放言してみました。評価って、難しいと思うのよ。こんなにどうでしょうにハマっている私の近くに、全く興味のない姫のような存在もあるわけで、人の好みに対してあれこれご託を並べるのはね、イイお世話っていうかなんというか。でもね、インスピレーションは何処に転がっているかわからないものでね。今になってなるほど、と思うこともあったりして。そういうことはね、ちゃんとお話ししておいた方がいいと思うんですよ。聴く人が誰もいなくてもね、ブログっていう便利なモノがあるんですから。まぁ、とりあえず、ソコを押して他人にはウチの曲の評価をしてくださいってお願いする(笑)、って事で。
それでは今日はこの辺で、ご機嫌よう。